水城せとな先生の作品の世界で一番、俺が〇〇。
自身の不幸話で盛り上がる、いまどき男子3人組。
そんな彼らの前にとある組織のエージェントだと名乗る女性が現れ
一番不幸なのは誰か決めるゲームへ参加することになる。
最も不幸だと認定されればどんな願いも叶うというが・・・?
「脳内ポイズンベリー」「失恋ショコラティエ」などの水城せとな先生が
アラサー男子たちのリアルな不幸を見事に描き出す!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
【世界で一番、俺が〇〇】を無料で読む方法!
U-NEXTに登録するともらえる600円分のポイントを使えば
世界で一番、俺が〇〇や最新作などが無料で読めちゃいます!
①70誌以上の雑誌や映画やドラマにアニメが31日間無料で見放題!
②最新作など電子書籍に使えるポイントが600円分プレゼント!
③さらに電子書籍や映像作品に使えるポイントが毎月1,200円分ももらえちゃう!
世界で一番、俺が〇〇のあらすじは?
ビルの屋上で夜景を見ながら何やら呟いている一人の女性。
彼女は鼻歌を口ずさんでいるようですが
やがて不幸に嘆く呟きが聞こえると一言。
そこから飛んだ次の瞬間、姿は消えてなくなっていました。
一方とあるカフェでは幼なじみの男子3人が集まって
自分たちの人生についてあーだこーだと話に花を咲かせていました。
まずはイケメンで弁が立つのに定職につけないアッシュ。
かなりモテるにも関わらずバイトすら長続きしない彼は
かつて輝いていた自分に対しての
プレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
まっとうに働いている他の2人が羨ましいと愚痴をこぼします。
次に今や有名外資系企業で働く高額納税者・柊吾。
柊吾は確かにお金持ちでしたが
家族、恋人などの縁には恵まれていません。
それどころか中途半端にお金を持ってしまったがゆえに
周りがすべて敵に見え寄ってくる奴は
皆金目当てだと思ってしまう始末。
世界で一番、俺が〇〇
最後に一見癒し系キャラで幸せオーラ全開のたろ。
彼も現実は仕事が忙しく家に帰れないのはしょっちゅうで
今日も久しぶりに家に帰ってシャワーを浴びてここに来たとのこと。
何だかブラック企業の匂いがするたろの職場・・・。
3人が3人ともないものねだりで自分の不幸自慢をする中
そこに突然割って入った人物がいました。
皆さんの中で誰が一番不幸かを決めませんかと
不思議な格好をした女性が話しかけてきたのです。
いきなり初対面の女性に話しかけられ
面食らう3人でしたが女性はかまわず続けます。
彼女は「セカイ」という謎の組織から来た
エージェント773号(通称・ナナミ)だと名乗り
名刺を差し出します。
そしてこの後、ナナミは不幸を背負った3人に
驚くべき提案をするのですが・・・。
サイト内より【世界で一番、俺が〇〇】と検索。
世界で一番、俺が〇〇のネタバレとその後の展開は?
とあるカフェで繰り広げられる幼なじみ3人による不幸自慢。
モテるのはもういいから自分にふさわしい
職業に就きたいと願うアッシュ。
普通の日常的な幸せを手に入れたいと願う柊吾。
癒し系と言われるよりモテたりトクベツな人間になりたいたろ。
そんな彼らの前に現れた女性・ナナミは
誰が一番不幸か決めるゲームをしないかと3人に言います。
怪しさ満点の彼女は人の不幸のデータを集めているエージェントで
今日から300日後に一番不幸になった人間には彼女が所属している団体
「セカイ」が何でも望むものを与えるというのです。
疑り深い柊吾がその話が本当か証明してほしいというと
ナナミは試しに時間の流れを止めて見せ3人を信じさせるのでした。
こうして「一番不幸になる」ことを目的とした
300日のゲームが始まっていきます。
たとえ不幸にならなかったとしてもペナルティなどはなく
基準はエージェントが見ることができる
絶望視数DQ値という数値で決定されるようです。
3人が3様の気持ちを抱く中
柊吾は自分が一番有利だと感じていて・・・。
ななみは対象者のもとを順に回りながら
DQ値の測定を行っていきます。
その中で3人の今置かれている状況や
なぜ自分が不幸だと思っているのか
これまでの経緯などが明かされます。
世界で一番、俺が〇〇
アッシュはニートであり姉の機嫌をとりながら
お小遣いをもらって生活しています。
そんなアッシュが不幸になるためには
働くことが近道だと教えるナナミですが
彼はまともに取り合おうとしません。
なぜアッシュがそんな態度をとるのか・・・
彼の大学卒業してからの挫折が語られます。
また彼女とのデートで「セカイ」の件について話すアッシュでしたが
彼女はアッシュが騙されているのではないかと疑問を抱き・・・。
たろはアニメ制作会社の過酷な労働環境の中で働いています。
福利厚生も何もない職場で鬱になり辞めていく社員は後をたたず
たろは辞めどきを失っていました。
たろは才能や特別な何かを日々模索し
自分の器について悩んでいる様子。
それでも、彼のDQはそれほど低くなく
それほど不幸な値は出ていない・・・。
ナナミはたろにDQ値を上げるには自分の大切なものを
失うことだとアドバイスして――・・・。
一方、高額所得者の柊吾は他の2人とは
比べ物にならないほど不幸な人生を歩んできました。
幼いころに遭遇した通り魔によって母と弟を殺害され
父は借金を苦に焼身自殺・・・。
そして1人生き残った柊吾は周囲から
心無い言葉を浴びせられ生きてきたのです。
そんな柊吾は自分に関わる人間を「敵」か「味方」か
「賢い」か「馬鹿」か仕分けていました。
柊吾はナナミに他の2人のDQ値を
毎日教えるよう取引を持ちかけますが・・・。
不幸ナンバーワンをかけて3人の思惑がどんどん交錯していきます。
新たなエージェントも登場し果たして誰が
どう不幸になっていくのか・・・。
今後の展開が見逃せない今作
細かい内容はぜひ実際に読んで確かめてみて下さい!
サイト内より【世界で一番、俺が〇〇】と検索。
世界で一番、俺が〇〇の感想は?
今まで数々の作品が映像化され
人の内面を描き出してきた水城せとな先生の新作。
今回もさすが大人の不安や葛藤、絶望を見事に描いています。
ですが話の内容はあまり暗くなり過ぎずクスッと笑える要素や
可愛らしい描写もあったりして楽しめました。
今後どんな展開になっていくのか気になる終わり方だったので
早くも次が読みたくなってしまいました。
内容としては3人のアラサー男子を中心に繰り広げられる物語ですが
特に柊吾の部分が濃く描かれているなと感じました。
世界で一番、俺が〇〇
それは今のところ柊吾が他の2人よりも誰よりも
不幸を背負っているからであの過去は衝撃的でした。
今までそんな雰囲気はなかったのに
いきなり意外な方向へ話が転がって・・・。
また何だかんだ3人でいることが楽しいと思っているたろとは違い
アッシュは何か仕掛けてきそうな様子でそれも楽しみです。
3人とエージェント・ナナミとの関係性も
今後変化していくのでしょうか。
もしかして本当に柊吾と・・・?
読んだら人に教えたくなる作品で
とてもおススメですのでぜひご覧ください!!
サイト内より【世界で一番、俺が〇〇】と検索。