ムサヲ先生の作品の恋と嘘。
超・少子化対策基本法、通称ゆかり法。
それは国が遺伝子情報を把握し互いの欠点を補える
最良の組み合わせで結婚相手を決める法律。
そんな法律に翻弄される男女の物語。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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恋と嘘のあらすじは?
国の法律により16歳の誕生日を迎えたとき
政府が決めた最良の相手も16歳であれば
政府から通知が来ることになっています。
その通知が来た段階で通知の相手以外とは
恋愛をすることが禁止されます。
根島由佳吏も16歳の誕生日が明後日に迫っていて
由佳吏には小学生の頃から好きな女の子がいます。
名前は高崎美咲。
小学校の頃、消しゴムを忘れた美咲に
内気な由佳吏は勇気を振り絞って
消しゴムを半分あげたことがあります。
そのときありがとうと言ってくれた美咲に
由佳里は一瞬で恋をしました。
由佳里は束の間の恋でも構わないと
美咲に告白することを決意します。
恋と嘘
誕生日当日、由佳吏は美咲に今日の6時に公園で待っている
いつまででも待ってるから来てほしいと
そう伝えましたが美咲は一向に現れません。
諦めて帰ろうとしたその時、美咲が来ました。
勇気を出して等身大の自分で告白した
由佳吏の言葉を聞いた美咲は泣いてしまいます。
何と美咲も由佳吏のことが好きだったというのです。
お互いに喜び合う2人はキスをしますが
その時、午前0時になり
由佳吏の携帯に政府通知が届きました。
恐る恐る確認する由佳吏は政府通知に書いてある
結婚相手の名前が高崎美咲と書いてあると勘違いし
喜びますが実際は全く違う相手で――・・・。
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恋と嘘のネタバレとその後の展開は?
美咲に告白してから3日目の夜
母から由佳吏の政府通知の相手である
真田莉々奈と明日会う約束をしていると言われ・・・。
政府通知の相手との結婚にまだ納得していない由佳吏は
その約束をバックレようとしましたが
先生に親を呼ばれてしまい・・・。
親が来る前に逃げようとした由佳里は美咲から
相手と会わないなんてダメだと言われこの間の告白のことは
過去のことにしようと言われてしまいます。
そのことにショックを受けつつ政府通知の相手と会い
挨拶をする由佳吏ですが
心ここにあらずな由佳吏の態度に莉々奈は激怒。
莉々奈は会合の席を飛び出してしまい
由佳吏は隠れている莉々奈を見つけます。
莉々奈から自分は由佳吏が将来の結婚相手だと
覚悟をしてここに来たという本心を聞きました。
そんな莉々奈に失礼な態度をとってしまったと
反省した由佳吏は莉々奈に土下座し謝ります。
莉々奈に心ここにあらずだった理由を伝えると
莉々奈は興味深々。
恋と嘘
両想いだと分かり喜んでいたはずの美咲がなぜ急に
態度を変えたのかを探るのを手伝うと申し入れます。
その後、仲直りしたふりをした2人は会合の場に戻りました。
会合が無事終わり連絡先を交換していた2人ですが
急に莉々奈から連絡があり
莉々奈が通っている女子校に来るように言われます。
緊張しながら女子高に向かった由佳吏は
莉々奈がどこにいるか女子校の生徒に聞きますがそこで莉々奈が
「サナダムシ」と呼ばれていることを知ります。
なぜそんな呼ばれ方をしているかと尋ねると
病気がちで中学1年生から学校に行けるようになったものの
はっきりした性格である莉々奈は
女子生徒になじめなかったと話してくれました。
そんな莉々奈に由佳里は莉々奈は
普通の女子たちより真っすぐで分かりやすいと話すと
莉々奈は初めてそんなことを言われたと嬉しそう。
その後、莉々奈と由佳吏は一緒に帰りますが
その道中で美咲に遭遇してしまい――・・・。
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恋と嘘の感想は?
みんなが平等に結婚できる世界ですがそこに
本物の愛があるのかということを考えさせられる話です。
由佳吏に毎日美咲とキスをしろといった莉々奈の心境に
どのような変化があるのかとても気になりますし
美咲と由佳里のクラスメイトの仁坂が
由佳里にキスをした理由についても気になります。
由佳吏の莉々奈に対する気持ちにも
どのような変化があるのかも楽しみです。
恋と嘘
由佳里とその周りの人たちの関係が
どう変わっていくか今後の展開に期待です。
自分がもしゆかり法のある世界に生まれたなら
何の疑問も持たずに政府通知の相手と結婚するのだろうかと
自分に置き換えて考えてみるのも楽しいと思います。
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