八津弘幸先生と小金丸大和先生・原作、棚橋なもしろ先生・漫画
貴矢高康事務所・原案協力の作品のハンマーセッション!
北関東刑務所・・・そこは一度入ったらカンオケがくるまで
出られないと言われている長期刑特別刑務所。
そこに厳重な高速で輸送されていくのは
初犯で見た目もまだ若い一人の男でした。
しかしその途中、護送車が事故を起こし
その犯人が逃げ出してしまいます。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ハンマーセッションのあらすじは?
その日、異様なまでの厳重な拘束で
護送車に乗ってきた一人の男。
大量殺人犯か無差別テロリストか・・・
数多の罪を犯してきたほかの囚人たちすら怯む厳戒態勢の中
護送車へ乗り込んできたその男は一見すると
まだ少年のようにも見える一人の青年でした。
高い観察眼を持っているものの男はまだ初犯。
今から彼らが送られる一度入ったら
カンオケがくるまで出られないと言われている
長期刑特別刑務所・北関東刑務所に入るような
人物とは到底思えないような雰囲気でした。
しかし彼の罪状を聞こうとした最中
囚人たちを乗せていた護送車が事故に遭います。
これ幸いにと逃げ出す囚人たち。
ハンマーセッション!
青年も護送車の中で出会ったヤクザものの男と一緒に
逃亡をすることになります。
厳重な警備が敷かれている中を必死に逃げる2人が
辿り着いたのはとある中学校でした。
おまけにそこで彼らは放火を目撃。
本来警察から追われる者であるはずの2人が
皮肉なことに放火犯を捕まえることになります。
しかし放火犯を逮捕しに警察が来るのも時間の問題
そうすれば自分たちも一緒に捕まってしまう・・・。
絶体絶命のピンチに陥る2人でしたが
放火犯がこの学校の新任数学教師であったことから
校長は学校の評判を下げないために
彼を通報はしないと言います。
生徒たちの心がわからない・・・
そう諦めたように呟く校長を巧みな話術で
あっという間に掌握した青年。
そのやり口を見た組長の男は
青年が詐欺師であると確信します。
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ハンマーセッションのネタバレとその後の展開は?
組長が青年のことを詐欺師だと確信したのとほぼ同時に
警察が校長室へとやってきます。
自分の素性や罪状をばらされ
潮時かとあっさり警察に同行しようとする青年・・・
しかしなんと校長は彼を庇ったのです。
そして隠れ家としてこの場所を使う代わり頼んだことは
この中学校の教師になってほしいということでした。
中学校にすらろくにいっていない青年は
当然教員免許など持っていません。
しかしもうなりふり構っていられない校長は
それでもいいと告げます。
校長の覚悟を感じ取った青年は蜂須賀悟郎という偽名を使い
放火犯の代わりに中学校の新任教師として赴任することに。
校長からいきなり高額な報酬を渡されそうになりますが
なんと悟郎はそれを拒否。
曰く、毎月決められた給料をもらうのは
性に合わないのだといいます。
自分が一つ衝撃的授業(ハンマーセッション)をする度に
それに見合った金額を貰う・・・
彼はそう提案をし校長もそれを受け入れます。
ハンマーセッション!
こうして彼の一世一代の大勝負が始まることになるのです。
赴任早々ピンチに陥るものの話術に長ける彼は
うまいことそれを乗り切ります。
しかし悟郎が赴任することになったのは
よりにもよって受験を控えた3年生のクラスでした。
無関心な物、早速新任教師をいびり出すもの
小ばかにする者・・・
生徒たちの反応は様々でしたが
友好的な雰囲気では決してありません。
そんな中、まず最初に悟郎がすべきことになったのは
半年以上登校していない
ある生徒をクラスに戻すということでした。
果たして悟郎の最初の衝撃的授業(ハンマーセッション)は
無事成功するのでしょうか・・・。
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ハンマーセッションの感想は?
ドラマになっていた話題作だったので
完結していることを知り手に取ってみました。
ドラマの主演が確か速水もこみちさんだったので
そのイメージが強かったんですが・・・
原作の悟郎はかなり童顔だったんですね。
これには驚きました。
そんな悟郎がひょんなことから中学校の教師になり
生徒たちを衝撃的授業(ハンマーセッション)で
更生させていくという内容です。
中学校にすらまともにいっておらず
明らかにまともな育ち方をしていない雰囲気の悟郎。
言動もハチャメチャで間違いなく詐欺師ではあるんですが
モノローグからは根底は悪人でないように思えます。
ハンマーセッション!
実際警察からは義賊きどりと呼ばれていましたしね。
基本的に悟郎がかなりやり手なので
痛快に衝撃的授業(ハンマーセッション)をしていく
短編形式の話を楽しむことができます。
あまりごちゃごちゃ考えずに
スカッとできるタイプの漫画ですね。
ただそこに犯罪者であることがハンデとして
特に中盤以降は絡んできたりします。
序盤からうまく伏線を張り巡らしてはいますが
基本的には数話で終わる話が
繰り返されていくと言った感じの物語です。
すでに完結している作品になるので
まとめて読んでみてはいかがでしょうか。
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