あの悟空や三蔵が再び帰って来た!
峰倉かずや先生の作品の西遊記をモチーフにした
『最遊記RELOAD BLAST』
人間と妖怪が共存する世界で主人公らがジープに乗って
「西」を目指すファンタジーアドベンチャー作品。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
サイト内より【最遊記RELOAD BLAST】と検索。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
最遊記RELOAD BLASTのあらすじ!天竺を目前に待ち受けていたものは?
物語の舞台である「桃源郷」はかつて人間と
妖怪とが共存していた平和な世界でした。
ところが闘神・哪吒太子によって500年前
天竺国の吠登城に葬られていた大妖怪・「牛魔王」を
何者かが禁断の力を使い復活させようと企んでいたのです。
その影響で「負の波動」が桃源郷に広がったために
妖怪たちは自我を失い凶暴化し突如として人間を襲いだすのでした。
混迷をきたす桃源卿の有様に観音菩薩は三仏神を通じて
とある4人の者たちを天竺へと向かわせます。
全ては「牛魔王」蘇生実験阻止のために。
選ばれた玄奘三蔵は孫悟空、沙悟浄、猪八戒ら仲間を連れて
ジープに乗り込み“西”へと目指す旅を始めるのでした。
最遊記RELOAD BLAST
こうして本作である『最遊記RELOAD BLAST』では
いよいよ天竺を目前とする「西域」に突入した三蔵一行。
しかし天竺に近づけば近づくほどその異変は大きくなっていくのでした。
途中で玄奘三蔵は紗烙三蔵との出逢いにより
自分と同じ立場にある彼女に心を許します。
ところがそこに紅孩児らが襲い掛かってくるのです。
幾つもの場所を同時襲撃されたことにより玄奘三蔵一行ら4人も
それぞれ各地に分かれて敵を迎え撃つのでした。
長年続いた人気作『最遊記』シリーズの最終章。
サイト内より【最遊記RELOAD BLAST】と検索。
最遊記RELOAD BLASTのネタバレ!沙悟浄の変化と最後の三蔵法師
三蔵一行西へと近づくことにより
襲い掛かる妖怪や変異は大きくなると同時にその余波は
沙悟浄へと大きくもたらされていたのです。
人間と妖怪とのハーフである沙悟浄は今まで以上に
「西」へと近づくことである兆候が現れます。
それは沙悟浄の顔に今まで見なかった妖怪の証とも言える
紋様が浮かび上がっていたからです。
沙悟浄自身にその自覚はありませんがこのまま旅を続けることで
いずれ完全な妖怪へとなってしまう可能性が出てしまいます。
こうした中、三蔵らは桃源郷の数少ない
“もう一人の三蔵法師”が住む町へと身を寄せます。
それは女性であり最後の三蔵法師こと「紗烙三蔵」。
最遊記RELOAD BLAST
初めて登場する女性の三蔵法師であり
恒天経文の守護者「第二十八代羅漢紗烙三蔵法師」でした。
彼女は顔と肩とに幾つもの大きな傷跡がある男勝りな性格の34歳。
同じ「三蔵」の苦しみを持つ紗烙に対し
玄奘三蔵は初めて自身の心を許す一面を垣間見せたのです。
ところが、紗烙三蔵と共に砦を護る玄奘三蔵は紅孩児により
右半身を失ってしまう大変危険な状態となってしまいます。
そこに現れたのが哪吒太子であり孫悟空の記憶の鍵を握る人物でした。
他の迎撃場所から慌てて戻る孫悟空でしたが
哪吒太子に自身の記憶の片鱗を感じつつ
倒れてしまった三蔵の元へと駆け寄るのでした。
サイト内より【最遊記RELOAD BLAST】と検索。
最遊記RELOAD BLASTの感想!最も遊ぶための最遊記
この『最遊記RELOAD BLAST』は作者である峰倉かずや先生の
「最も遊ぶ」との意味を込め付けられたタイトル通りに
作中ではキャラクターが大いに暴れ捲くり遊んでいます。
もとは峰倉先生がアマチュア時代に書かれていた同人誌を下地に
デビュー作として現在も連載を続けられているのです。
主要人物である三蔵一行の4人それぞれが重い宿命や
悲しい過去を背負い生きていますがそれでも彼らは自分の思うがまま
物語の中では力いっぱいに遊び切っているのでしょう。
最遊記RELOAD BLAST
また本作は『最遊記RELOAD』の続編であり本編でもありますが
『外伝』にも登場した悟空にとっては重要な人物かつ
結う何時の友人が登場することで
本編と外伝の物語がしっかりとリンクをしてゆきます。
とはいえ作者の峰倉先生がご病気を患い体調を看ながらの
執筆活動となっているため連載も休みがちとなり
ファンとしては続きが大変気になるところです。
しかしそんな今こそこの『最遊記RELOAD BLAST』を読み返して
悟空らの活躍をしっかり胸へと刻んでみてはいかがでしょうか。
サイト内より【最遊記RELOAD BLAST】と検索。