うどんの国の金色毛鞠のネタバレと感想!アニメの原作を無料試し読み


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篠丸のどか先生による作品の不思議な子供とのほっこり生活を描いた
『うどんの国の金色毛鞠(けまり)』。

 

香川の田舎に帰った主人公が小さな子供に振り回されるちょっと不思議な物語。

 

香川を舞台にしているためかわいらしいキャラクターがラッピング電車を飾ったり
香川でのイベントポスターや観光大使なども担っています。

 

またその人気からアニメ化も決まった作品です。

 

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うどんの国の金色毛鞠のあらすじ!うどんとかえるが好きな不思議な男の子

 

物語の舞台は瀬戸内海の臨む四国のひとつ香川県。

 

30歳で独身で彼女もいない主人公の俵宗太は俵製麺所の息子でしたが
うどん屋を継ぐのが嫌で東京に出てウェブデザイナーをしていました。

 

ですが父親が亡くなったことで製麺所は廃業してしまいます。

 

そんなある日のこと実家へ遺品整理のため帰省した宗太は
製麺所のうどん釜の中で眠る小さな男の子を見つけます。

 

何事かと驚く宗太でしたがおなかを空かせている男の子に
うどんを茹でてあげようとしますがその子は生のまま喰らい付くと
うどんに対し並々ならない執着を見せるのでした。

 

迷子かと思い警察に届けようとする宗太は雨が降っているからと
男の子にレインコートを着せてから出掛けます。

 

ところがその道すがら観光客らしき男女に実家のうどん屋を尋ねられ
触れられたくないことを聞かれてしまうのです。

 

うどんの国の金色毛鞠
うどんの国の金色毛鞠

 

辛そうな宗太の様子に男の子が気付くと
繋いだ手を振りほどき突如その観光客へと飛び掛るのです。

 

ところが宗太が押さえ込むその男の子の頭とお尻には
普通の人間には無いものが2つも生えてきて・・・。

 

自分の本能が“見られてはいけない”と言っているのを感じ
宗太は大慌てで男の子を小脇に抱えながら逃げ去るのでした。

 

後に不思議な男の子に「ポコ」と名づけると宗太は
不器用ながらも“子育て”しながら一緒に田舎暮らし始めるのです。

 

やさしくゆっくり流れる故郷の風と時間の中で
父親への後悔の念を抱いていた宗太がポコの行動に
毎日ハラハラしながら一緒に成長をしていく物語。

 

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うどんの国の金色毛鞠のネタバレ!ポコの正体と宗太の決心

 

実家のうどん鍋の中で眠っていた不思議な子供・ポコ。

 

うどんへの並々ならない執着心を持ち近所のおばあさんの話では
製麺所の近くでは前から見掛けられてもいたようでした。

 

そんな不思議な存在のポコは何気ない観光客の言葉に宗太が傷付くと
その様子をいち早く察知し観光客へとつかみ掛かろうともしてくれたのです。

 

ところがそれは人の子供の姿をしていながらも頭の上に丸い「耳」を出し
お尻からはフサフサな「しっぽ」を現していました。

 

実は宗太が出逢ったポコの正体は
「たぬき」が人間へと化けたものだったのです。

 

うどんの国の金色毛鞠
うどんの国の金色毛鞠

 

ですがそんなポコと暮らすうち少しづつですが
宗太の考えや生き方が変っていきます。

 

実家の遺品整理を終えた後、戻るつもりだった
東京のウェブデザイナーの会社を辞めると宗太は香川で
フリーのウェブデザイナーをしながらポコと暮らします。

 

周囲の人々にポコがたぬきであることを隠しながら
宗太とポコのほのぼのとした生活が始まるのでした。

 

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うどんの国の金色毛鞠の感想!父親への後悔と小さな子供への思い

 

この『うどんの国の金色毛鞠』は香川の自然と人々のやさしさに包まれた
宗太とポコの“擬似親子ごっこ”ではないかと思われます。

 

主人公の宗太は子供の頃に実家がうどん屋であることを
友達にからかわれ、それを切っ掛けにうどんやうどんを作る父親に対して
反感に似た感情を持つようになってしまうのです。

 

職人気質であった父親とは余り話すことが出来なかったらしく
宗太と父親の溝はどんどん深くなってしまいます。

 

そして父親の死により親子は和解することなく終わったように見えました。

 

ですが宗太はポコを通して父親の思い出や
幼かった頃の自分の記憶を追体験のように甦させるのです。

 

うどんの国の金色毛鞠
うどんの国の金色毛鞠

 

小さなポコの手を引く行為に幼い頃の父親と自分の姿に重ね合わせたり
ポコを心配する中で親の気持ちを思い返してみたり。

 

本当は父親が作るうどんが大好きだった子供の頃を思い出しながら
今ではそれを食べらくなった現実を思い知ります。

 

そして心の底では父親が作るうどんもそのうどんを作る
父親も大好きだったことに気付いたのかもしれません。

 

香川の土地が讃岐の味が方言を話さなくなった宗太や
私たちにノスタルジーを与えてもくれるのです。

 

天真爛漫で可愛らしいポコとどこか懐かしい
香川の町とが描かれた『うどんの国の金色毛鞠』。

 

読んでいるうちにきっと皆さんも無性にうどんが食べたくなってしまいます。

 

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うどんの国の金色毛鞠の2巻のネタバレ!

 

姉の凛子は結婚して高知に嫁いでおり
父親に孫の顔を見せてあげられなかったことを
後悔していると言います。

 

宗太も香川を出て東京でWEBの仕事をすることを
最後まで父親に理解してもらえずきちんと向き合って
話し合わなかったことを後悔していました。

 

互いに自分の中に残る父親への気持ちを打ち明けてから
宗太は東京の会社を辞めて
香川に戻る意思を固めたのだと凛子に伝えます。

 

何もないと思って出て行った故郷。

 

しかし大人になり父親を亡くしポコと出会い
子どもの頃とは違う角度で見渡した香川の風景が
宗太にはとても眩しいものに思えたのです。

 

自分の気持ちと向き合うためにも
ここで暮らしたいと思ったのです。

 

宗太の真っ直ぐな言葉を聞いた凛子は
こっちでやっていけるかを心配しつつも
笑ってくれたのでした。

 

香川から東京へ戻る日。

 

ポコを連れて空港へ向かう宗太を
仕事終わりの中島が車で送ってくれました。

 

うどんの国の金色毛鞠
うどんの国の金色毛鞠

 

中島は宗太の幼馴染で父親と共に
香川で整形外科医をしています。

 

父親との仲はあまりよくありませんが
ずっと父の背を見て育ち宗太のように
進路に迷うこともなく歩き続けてきました。

 

東京での仕事を辞めて香川に戻りポコと一緒に暮らすという
唐突な宗太の申し出に中島はこう溢しました。

 

「自由やのー、うらやましいわ」

 

時に父親と喧嘩しながらも
医者の息子として生きてきた彼には
いろいろと思うところがあったようです。

 

吹っ切れた顔をした宗太を
いつも通りタバコ片手に見送っていました。

 

ポコと共に東京へ戻って来た宗太は
会社の人たちにも退職の意思を伝えます。

 

学生だった宗太に声をかけてくれた社長のダーハマさん
一緒に働いてきた同僚や自分を慕ってくれる後輩。

 

ほぼ全員に驚かれ反対され引き留められましたが
宗太の気持ちは変わりません。

 

血のつながりもない子どもを1人で育てること
フリーで仕事をやっていくこと。

 

どちらも簡単な道ではないとダーハマさんは言います。

 

何とかなるだろうと思っているのなら考えが甘い
自分がこれから何をしたいのか明確に分かっているのか。

 

香川では誰にも言われなかった現実を指摘され
言葉に詰まる宗太。

 

しかしそれでも宗太は香川へ戻るという
言葉を撤回しませんでした。

 

ポコには自分しかいないのだからと
ポコを守ってゆく覚悟を決めたのでした。

 

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