恋する母たちのネタバレや感想に最終回は？人生を大きく揺るがす可能性を秘めた恋に落ちて行く3人の母たち

柴門ふみ先生の作品の恋する母たち。

 

有名進学校に通う息子を持つ3人の母たち。

 

立場は違えど同じ悩みを持つ3人の母が、今改めて恋をする！
そしてその恋が、彼女たちの新しい人生への原動力となる！

 

 

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恋する母たちのあらすじは？

 

シングルマザーとして一人息子の研を育てている杏。
彼女の息子は今年、難関私立高校と言われている麻蔵高校に無事に合格し、入学を決めました。

 

東大進学者がたくさんいると言われるほどの高校に狭き門をくぐり抜けて入学した息子を持ち、鼻高々でした。
しかし、息子の入学式に出向いて行くと、周りにはハイブランドのカバンを持つ、明らかに自分とは雰囲気の違うお母さんばかり。

 

裕福な家庭の子どもばかりが集うその場で肩身の狭い思いをして教室に向かい着席すると、なんとその座席は成績順で並べられていました。

 

後ろから2番目の座席に座り身の引き締まる思いをしている杏に、1番後ろの席に座り、1人華やかなワンピースを身にまとったまりが話しかけてきました。
気さくな様子に気後れする杏だったのですが、2人はその場の勢いで連絡先を交換。

 

恋する母たち

 

杏の夫・慎吾は、10年前に失踪していました。
海外出張が多かったけれど、いつもたくさんのお土産を持って帰ってきてくれた慎吾。

 

この世で1番の人だからと愛情を注いでくれていた彼が、あるとき突然いなくなってしまうのです。
尋ねてきた上司によると、300万円もの架空請求で懲戒解雇され、そのお金を母親に頼って返済したとのこと。

 

それっきり、夫は姿を消していました。
10日経ち、そろそろ捜索願を出そうと思っていた頃に、突然、見知らぬ男性が現れます。

 

彼の名前は斉木。
そして、慎吾が彼の妻と駆け落ちをしてしまったという、信じられない話を語り始めたのでした――・・・。

 

彼の自宅のパソコンに残る、数々のメールのやり取り。
熱い愛を交わし合う2人のメールの相手は、自分ではない別の女性だったのです。

 

しかし、その文面は紛れもなく夫の慎吾。
悔しさに身を震わせ、怒りながら泣きじゃくる杏。

 

言葉を並べ立てても上滑りしていき、自分でも何を言っているのかわからない状態まで混乱したとき、突然、斉木がキスを――・・・。

 

そして、流れるままにホテルに入る2人。
怒りに任せて高まる性欲を抑えるかのように求め合う2人は、その後も一度だけ肌を重ね合わせたのでした。

 

はたしてこれは不倫なのか、それともなんなのか・・・。
しかしながらそのことがきっかけで現実を見ることができた杏は、仕事を始め、今こうして息子の高校入学を迎えることができていました。

 

そして次の恋愛が、まりの身にも忍び寄ってきて――・・・？！
恋する母たちが、人生をかけてオンナとして生きて行く！！

 

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恋する母たちのネタバレとその後の展開は？

 

高級マンションに年収3600万円の夫。
そして息子は麻蔵高校の学生。

 

絵に描いたような幸せを手にしているはずのまりの心は、寂しさで溢れていました。
随分前から分かっている夫の浮気と、素行不良の息子。

 

誰にも言えない悩みを持ちながら、まりは友人に誘われて、あるパーティーに行くことになりました。
そこで出会ったのが、今昔亭丸太郎という落語家でした。

 

気鋭の新人でありながら、バツが3つもついているだけあって、女性に対する手が早い丸太郎。
疎ましく思いながらも、周りからの高い評価を目にする中で、まりは丸太郎に興味を持ち始めていました。

 

毎日のメールと電話の嵐、そして強引な誘いを受け、マリの心は揺らぎ出すのです。
つれない夫の姿を受け、たまらず杏に丸太郎のことを相談すると、意外にも杏には背中を押されてしまいます。

 

セックスレスのまりと、夫が失踪していた杏。
2人はその境遇に少しずつお互いに親近感を持ち始めていました。

 

恋する母たち

 

そしてもう1人の主人公である優子。
コジカビールの優秀営業マンである彼女は、仕事全てに結果を残すバリキャリでした。

 

そんな彼女にも悩みがあります。
それは、麻蔵高校に通う予定の息子が不登校児ということ。

 

夫は会社を辞めて小説家を目指し、家で過ごしています。
つまり、林家は自分の稼ぎで支えなければならないのです。

 

さらに、12歳年下の台頭してきた部下の赤坂が、彼女の仕事を脅かそうとしていました。

 

そんな折に、3人の息子たちが突然、担任の先生に呼び出されることに。
そこで初めて、杏の息子・研、まりの息子・繁秋、優子の息子・大介が、成績不良のために既に留年候補であり、このまま成績が良くならなければ自主退学を進めるという、信じられない事実を突きつけられることに――・・・！

 

息子を介して知り合った3人は、いつしか強い絆で結ばれた3人となったのでした。
そして3人の母たちは、人生を大きく揺るがす可能性を秘めた恋に落ちて行く・・・。

 

それぞれの母たちが選択していくのは、どんな未来なのか？？

 

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恋する母たちの感想は？

 

本作はドラマを先に見てから読んでみました。
ドラマより躍動感があって丁寧に描かれた部分も多く、面白いと感じました。

 

ドラマを見てファンになった人も、とっても楽しめると思います。

 

恋する母たち

 

一般的に、結婚して子どもが大きくなると、もうときめくことなんてないと思うのですが、本作はそんなことはない、人生はいくらでも彩りがあると示してくれているような気がします。

 

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