夏川ゆきの先生・原作、黒沢明世先生・漫画の作品のにぶんのいち夫婦。
ハンサムで仕事ができ家事も手伝ってくれる自慢の夫・和真。
彼と結婚したことが人生の一番の幸せだと思っていた文だったのですが、些細な出来事でその日常が崩れていく――・・・。
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にぶんのいち夫婦のあらすじは?
文の夫・和真は、とても優しくて自慢の夫。
彼女のことをとても大切にしてくれており、休日になると家事も手伝ってくれる自慢の夫。
そんな和真との結婚生活も、もう2年になります。
そろそろ次のステップに進むことも考えていた文だったのですが、ある出来事がきっかけで、彼女の日常生活が音を立てて壊れることとなったのです。
いつもの女友達との飲み会はとても気楽でもあり、気を使う場でもあります。
年齢を重ねるにつれて、彼女たちとの話の内容はドンドンと変わっていきつつありました。
昔は当時交際していた男の子の話、好きな服の話、ちょっとオシャレだったご飯の話。
そして20代後半を迎えたあたりから、結婚の話や仕事の話など話題の中心は変わっていきます。
同じような人生を歩いていたと思っていた女友達だったのですが、それぞれの選択の先に待っていた人生は、全く異なるものとなっていました。
文が仲良くしている友人も、結婚している人もいれば、仕事に生きている人もいます。
家庭を築き、家を構えた人もいるのです。
子どもを授かっている友人もおり、それぞれの考え方も生活に合わせて変化していました。
それでもみんな悩むことは、恋人のことや夫のこと。
年下の彼氏を持っている香澄は、彼が浮気をしているのではないかと悩んでおり、今日はそのための飲み会のようになっていました。
にぶんのいち夫婦
周りから羨ましがられる文の夫婦。
そして文自身も、自慢の夫と結婚したと思っていました。
そんな2人の関係が陰りだしたのは、寝ている夫の携帯電話を偶然見てしまった事がきっかけでした。
夫の携帯電話が机の上から落ちそうだったところをキャッチしたつもりだった文。
上司との飲み会で遅くなっているはずだった夫の携帯電話には、明らかに女性からと思われるメッセージが入っていたのです。
そこに表示された見慣れない女性の名前。
立川さとみ。
文の知らない女性からハートマークがついたメッセージが送られてきており、文は激しく動揺。
そのことを夫に聞くべきなのか、それとも聞かない方が良いのか・・・。
一度始まってしまった疑心暗鬼が、夫婦の溝を深めていく――・・・。
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にぶんのいち夫婦のネタバレとその後の展開は?
怪しいメッセージを見つけてしまったころから、夫の様子がおかしく見える・・・。
これは本当におかしいのか、それとも考えすぎなんだろうか・・・。
決定的な浮気の証拠があるわけではなく、かといって事実を確認する勇気もなく、文はモヤモヤとした気持ちを抱えながら毎日を過ごすことに。
事実を確認すれば、離婚することになるかもしれない。
一方で何も確認しなければ、今の生活を守ることができる。
全てを飲みこんで今の生活を守るのか、それとも破綻を覚悟で本当のことを確かめるのか。
夫の中での本命は、自分なのか、それとも浮気相手なのか・・・。
考えることは悪いことばかりで、夫との関係もギクシャクし始めてしまいます。
にぶんのいち夫婦
そんな夫婦の大切な行事の1つが、結婚記念日でした。
夫の和真がそわそわしながらレストランでしてくれたプロポーズは、今でも忘れることはありません。
12月24日は彼女にとって、とても大切な1日になっていたのです。
しかし、そんな大切な日の夜に、和真は仕事が入ったので帰れないと言い始めます。
そのことで喧嘩になってしまう2人。
どうして仕事で朝帰りになるのか納得することができないのです。
もしかしたら浮気相手とあっているのかもしれないと思うと、文は彼のことをどうしても許すことができませんでした。
そんな文の姿を見て、12月24日の予定を空けてくれると言い始めた和真。
その言葉で、文は全てが自分の勘違いだったことに気が付きます。
オシャレをして迎えた24日――・・・。
しかし、その期待はたった一言の和真からのメールで、打ち砕かれることに・・・。
仕事でどうしても帰ることができない。
そういう和真のメールに傷ついた文は、意を決して女友達に相談を。
携帯電話のロックが突然変更され、携帯電話を見ることができなくなってしまったこと。
女の影があること。
そして最近、和真とセックスをしていないことを赤裸々に相談した文に対して、友人たちは浮気をしている可能性が高いと指摘。
それでも、文は和真とは別れたくないと改めて感じます。
まずは敵の情報を集めることが大切と、情報通の香澄の手を借りて、SNSで相手の情報を集めることに。
するとそこには、文と違って女性らしい体つきと、愛くるしい表情の女性のアカウントが。
自分より若くて、自分がコンプレックスに思っている部分を、有り余るほど持っているその女性の存在に打ちのめされる文。
嘘であってほしいと思っていた女性が実在してしまったのです。
怖さが勝る中で、彼女のことを改めて知ることを決意するのですが、その決断がさらなる波紋を広げることに――・・・!
そして和真の本当の思いとは?!
理想の夫婦の間に起こってしまったこととは?!
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にぶんのいち夫婦の感想は?
幸せだったはずの生活が些細なメールで崩れることに。
それでも焦らず、淡々と優しく接してくる夫の和真が、優しい夫という印象から、得体のしれない存在であるかのような印象に、いつの間にか変わってしまったことが驚きでした。
見事な描き方だと思います。
にぶんのいち夫婦
一体、立川の正体は誰なのか・・・。
そして夫が本当に思っていること、考えていることは何なのか・・・。
なんだか表面的な夫婦のようにも思えてくる本作の続きが気になります。
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