Honey Bitterのネタバレと感想！深い闇を負った珠理と虹原の最終回が気になる

小花美穂先生の作品のHoney Bitter。

 

生まれつき人の心が読める珠理が
初めて出会った心の読めない男性・虹原。

 

異性として惹かれた結果
虹原には一生を左右するほどの
大きな心の傷を負わされてしまいます。

 

そして今度2人が会ったのは
勤務先の探偵事務所の同僚として！

 

トラウマの元凶を目の当たりして
心穏やかでいられない珠理ですが
それを癒したのは心に曇りのない
優しいバイトの青年・久保で・・・？！

 

 

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Honey Bitterのあらすじは？

 

生まれつき人の心を読んだり
大事件を予告することができる特別な能力を持つ珠理は
叔母の探偵事務所「オフィスＳ」で働く18歳。

 

この能力で母親からも愛されず
過去の唯一の恋人にはひどい扱いを受け
極度の人間不信・男性不信の珠理・・・。

 

ですが、その元カレ・虹原吏己が
探偵として入社し同じ職場で働くことに！

 

最初、トラウマの元凶がそばにいて
精神的に不安定になる珠理ですが
珠理の特殊能力は様々な依頼の案件で大活躍！

 

女性アイドルのコンサート中の警備に犯人特定
大企業の幼年社長の相続問題など
次々に問題を解決していき心も成長させていきます。

 

その大きな力となったのは
珠理に勝手に一目ぼれしてきた
オフィスＳのバイト・久保の存在。

 

明るく曇りのない彼の性格は珠理を落ち着かせ
無理強いは決してしないものの
ひたむきな彼の想いはいつしか珠理にも届き
2人は恋人として付き合うこととなります。

 

数々の事件を解決していく傍ら優しいキスから始まり
徐々に恋人として心も体も久保に癒されていく珠理。

 

元カレの虹原との関係も
仕事を通して徐々に改善していき
過去の呪縛からもう逃れられた・・・
そう思えるようになってきます。

 

実は幼少の頃からネグレクトを受けて育ってきた虹原は
心に無意識に闇を抱え本当の愛情の受け方
与え方がわからない人間でした。

 

ですが、虹原自身も珠理たちとの関わりの中
珠理とのことを後悔し謝罪できるほどに心が成長・・・
本当の意味で2人は和解します。

 

女性ホルモンと関係がある珠理の能力は
久保の関係は超順調なことと
力を一時的に増幅させる秘薬のおかげで
益々研ぎ澄まされていきます。

 

列車の爆破事件を予告して未然に防いだり
通り魔を犯行前に捕獲したりする中
珠理に飛び込んできたのは
虹原がむごい殺し方をされる予知夢！

 

事務所のスタッフ全員で警戒する中
秘密にしていた珠理と虹原の過去の関係が
久保にバレてしまいます。

 

あんなにきれいな久保の心に
時折かかるようになった暗い闇・・・。

 

珠理は心を痛めますがそれと相反するように
虹原との距離も縮まっていきます。

 

Honey Bitter

 

死んでしまうくらいなら逃げてほしい・・・
そう必死で説得する珠理にお前と2人なら逃げる・・・
そう答えキスをしてくる虹原。

 

珠理は心乱れ久保の気持ちは放置のまま
別れを決めてしまいます。

 

必死で犯行を未然に防ごうとする珠理ですが
否応なしに近づいてくる事件の影・・・。

 

犯人は以前かかわったテロ組織「アナーリオ」。

 

前回逮捕されたリーダーの釈放、逃走用の資金とジェット機
そしてリーダーたちに深手を負わせた
虹原の身柄要求を交換条件に
200人の人質と交換を要求してくる・・・。

 

繰り返し見る予知夢に
徐々に犯行計画が明るみになってきます。

 

珠理はしびれを切らし
事務所に無断で虹原を連れ出して逃避行します。

 

そこで別れて以来、初めてベッドを共にする2人・・・。

 

トラウマを克服するために愛情いっぱいで包んでくれた
久保と一方的に別れてその元凶の元カレと
こんなことをする自分に呆れながらも
虹原を死なせないために
全身全霊をかけることを誓う珠理。

 

でもアナーリオの犯行予告が現実のものとなり
虹原は珠理のスキを突き1人で東京に戻ってしまいます。

 

珠理も後を追いますが
勝手な行動を責められ事務所をクビになり
さらに妙薬も没収されてしまいます。

 

ですが、珠理の予知夢とは違う新たな展開に一同愕然・・・！

 

200人の人質のうちリーダーの解放と
虹原の引き渡しが叶えば半分は解放。

 

残りの100人の解放には
珠理の引き渡しが必要だというのです！

 

自分1人の命の問題ではなくなった虹原は
いつになく動揺。

 

そんな虹原を抱きしめ珠理は言います。

 

「もし無事に帰れたらさ・・・」

 

その次を言葉を言えないまま2人は
テロリストに引き渡されていくのです・・・！

 

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Honey Bitterのネタバレとその後の展開は？

 

すでに元リーダーは釈放され
アナーリオに身柄を引き渡された2人。

 

逃走用のジェット機と資金が到着次第
虹原は殺される予定・・・
それまでにと珠理は1人、孤独な戦いを始めます。

 

人質の1人である久保の弟を保護し送り届けたとき
久保はアナーリオのもとに戻ろうとする珠理を
女の子が行くことないと引き留めようとします。

 

優しい言葉に涙をにじませながらも
笑顔で振り切って戻る珠理・・・。

 

その後、珠理は巧みに
アナーリオメンバーから欺いて人質を独断で解放し
アナーリオの内部分解の種をまいて歩きます。

 

それと並行してオフィスＳのスタッフは
ジェット機の手配と資金の入金を巧みに遅らせます。

 

それらにしびれを切らせたアナーリオは
虹原の処刑を強硬しようと屋上に縛り付けます。

 

そう、その姿は珠理が夢で見続けていた
光景そのもの・・・！

 

Honey Bitter

 

オフィスＳのスタッフは強硬突入を決行します。

 

その間も珠理の内部分裂の種は着々と結び
とうとう新リーダーが元リーダーに殺されてしまいます。

 

オフィスＳの強行突入用の人質・珠理を連れ
元リーダーは屋上に縛り上げられた虹原を
銃でハチの巣にしてしまいます！

 

そして一足遅れて到着したオフィスＳの突入部隊で
珠理の叔母・早穂が元リーダーを打ち抜きますが
どう考えても息絶えてる虹原の姿に
珠理は意識を失ってしまいます。

 

ところが、よく見ると打たれたのは
虹原に勝手に身代わりにされたアナーリオの下っ端の1人。

 

虹原はぴんぴんとしていました。

 

「終わったぞ。」

 

倒れた珠理に虹原が声を掛けますが
様子のおかしい珠理・・・。

 

アナーリオによる人質テロ事件は
内部分裂によるあっけない幕切れ。

 

その陰の功労者である珠理は
その後目を覚ますことなく眠り続けたのです・・・！

 

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Honey Bitterの感想は？

 

代表作の小学生のラブコメ作品
「こどものおもちゃ」とは全くテイストの違う作品に
最初びっくりしました！

 

最初はそれをかなり意識していたのでしょう。

 

絵柄もストーリー展開も大人な雰囲気ムンムンですが
巻を追うごとにそれがしっくりと落ち着いた感じがしてきます。

 

テーマは過去。

 

深い闇を負った2人の男女が探偵事務所で大活躍するという
アクションあり、サスペンスあり
ベッドシーンあり、ギャグあり・・・
のなかなか読み応えたっぷりの作品です。

 

Honey Bitter

 

でも無理やり新境地を！という
気負った感は徐々に薄れてくるのは
作者さんが巻を追うごとになれてきたのか
読むほうが慣れてきたのか・・・。

 

それにしても主人公の珠理のトラウマを
全身全霊かけて癒してくれた久保くん・・・
気の毒な展開になってますね。

 

今は元カレとくっついてしまった状態・・・。

 

でも正直、このまま引き下がる展開には
ならない気がしますがどうなんでしょうか？！

 

小花美穂先生のギャグテイストが好きな方も
ぜひ読んでいただきたい作品！

 

この痕跡は随所に見られて笑えます！

 

今後の展開にも期待大です！

 

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