田村由美先生の作品のミステリと言う勿れ。
公園で見つかった遺体は
同じ大学の寒河江であったこと。
そして2人が一緒にいたところを
目撃したという証言から身に覚えのない容疑で
取り調べをうけることになった久能。
久能は無実を証明するため刑事の行動や言動から
事件の真実を明らかにしていくのです。
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ミステリと言う勿れのあらすじは?
家の近くが何やら騒がしい・・・。
そう感じながらも野次馬行動に出ず
ひたすらマイペースな男は
昨日から煮詰めていたカレーの鍋に再び火を入れ・・・
さら手を加えようとしたときです。
管理人が私服の刑事を連れてやってきました。
公園で遺体がみつかりその被害者が
この部屋の主である久能整と面識がある理由で
殺されたときのアリバイ確認にきたのでした。
被害者の寒河江とは同じ大学ですが
あまりよい印象を持っていなかった久能は
付き合いがないに等しいほど
接点がないことを説明します。
しかし任意を求められ署に
そして取り調べのような聞き取りをされるのです。
ミステリと言う勿れ
寒河江に対しよい印象を
もっていないような口ぶりや言動から
どうやら警察は久能を容疑者と疑っているようです。
さらに目撃証言まででてしまいます。
一人暮らし・・・
さらに交友関係が広くない久能には
アリバイを証明してくれる人はいません。
家にいたこという久能は
寒河江と一緒にいた人物は自分ではないと訴えます。
しかも久能は声を荒げることもなく
淡々とした口調で落ち着いた態度もあり
警察側の方がやり難さを感じ始めるのです。
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ミステリと言う勿れのネタバレとその後の展開は?
取り調べ2日目――・・・
対応する刑事が変わります。
再確認をはじめようとする刑事の言葉を遮り
久能は1人の刑事の娘の話をし始めます。
大事に育てた娘に嫌われる父親
どこで育て方を間違ったのかと悩む刑事に対し
久能は生き物としての本能が
正常に機能しているのだから娘は悪くないし
育てた父親も悪くないと持論を展開していきます。
すっかり毒を抜かれてしまった刑事は
やり難さとなんともいえない心境から
取調室を出ていきます。
残ったのは若い刑事。
そしてあらたに指紋をとるために
女性の刑事が入ってきます。
女性の刑事は男ばかりの刑事課に
馴染めないことを悩んでいました。
さらにペットが死んだことで
仕事に身が入らないことを
先輩刑事に叱られていたことも知っていた久能は
その刑事に対し持論を展開していきます。
ミステリと言う勿れ
死んだ猫が飼い主の見ていないところで死ぬことの意味
女性を男性ばかりの刑事課に配属した意味・・・
久能の話はもっともらしく聞こえ
女性刑事の悩みを晴らしてしまうのでした。
3日目――・・・。
学校に行きたいという久能の要望は
聞き入れられず取り調べが続きます。
その日、凶器のナイフの発見
そして久能の指紋が付着していたという
新事実が判明します。
藪刑事は無実を主張する久能に言葉の暴力を浴びせます。
さらに家宅捜査の令状がおり久能のパソコンから
寒河江から借金していた証拠がでてしまいます。
凶器のナイフも借金のことも身に覚えのない久能は
誰かが自分を犯人に仕立てようとしているのだと思い始めます。
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ミステリと言う勿れの感想は?
新しい感じのミステリ作品です。
主人公の久能は突然殺人の容疑をかけられてしまい
しかもやっていないことを証明してくれる人はいません。
さらにあるはずのない物的証拠が出てしまうのですが
とくに焦るわけでもなく淡々と
自分の無実を証明しようと記憶を辿っていきます。
久能の特技はなんといっても記憶力の良さでしょう。
彼自身もそれを自覚しています。
ミステリと言う勿れ
そのため取調室に閉じ込められている状態の中で
対応する刑事の仕草や言動から捜査の内容
刑事の性格などを知り攻略していくのです。
読み手も真犯人の姿がわからないし
事件の真実もわからない。
久能と同じ視点でいるため世界観に入り込みやすいです。
ミステリは苦手という方でも入り込める設定に
なっているのではないかと思います。
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