眉月じゅん先生の作品の恋は雨上がりのように。
バツイチ子持ちの45歳のオジサン店長に恋をした
17歳の高校二年生・橘あきら。
陸上部のエースであり将来を有望されていたあきらは
ケガでその夢が絶望的になり
その心の傷を癒してくれたのは
アルバイト先のファミレスの店長・近藤正己だった。
その恋心を胸に秘めていたあきらだったが
とある出来事がきっかけとなり
2人の物語は大きく動いていくことに――・・・。
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恋は雨上がりのようにの8巻までのあらすじは?
ファミレス「ガーデン」でアルバイトをしている
高校2年生の少女・橘あきら。
あきらは将来有望な陸上部のエースでしたが
右アキレス腱の怪我で引退を余儀なくされてしまいます。
夢を絶たれたあきらは偶然入った「ガーデン」で
店長である近藤正己の優しさに触れ好きになり
バイトを始めるのです。
そんなある日、あきらは思わず近藤に告白しますが
失敗に終わってしまいます。
しかしどうしても近藤への想いを断ち切れないあきらは
どしゃ降りの雨の中で二度目の告白をするのです。
ただ年齢が親子ほども違うことを考えると
近藤はあきらの想いを簡単に受け入れることができません。
そんな近藤にあきらは強引にアプローチし
デートの約束を取り付けることに成功します。
恋は雨上がりのように
そんな中、同じバイト先でキッチン担当をしている
プレイボーイの加瀬があきらの想いに気がついてしまいます。
加瀬は近藤との件を黙っておく代わりに
自分とデートすることを提案してきますが
彼のそんな行動の裏にも
秘めた想いがあることが後に分かってきます。
またあきらに想いを寄せる吉澤が同じバイトを始めたり
その吉澤のことが好きになるバイト仲間のユイも登場したりと
周囲の恋模様も動き出します。
さらに近藤にも小説家の夢を諦めた過去があることが発覚。
近藤の友人ですでに売れっ子小説家になっている
九条ちひろとの関係も描かれていきます。
あきらと接するうちついに近藤にも
ある気持ちが芽生えていきます。
彼女への気持ちを自覚したものの
どうすればよいかわからない近藤は
ついついあきらのことを避けてしまうように。
一方あきらは諦めかけていた陸上に
再び関わるようになっていきます。
今後の進路問題も話題に上がるようになり
2人の関係も次のステージへ――・・・。
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恋は雨上がりのようにの9巻のネタバレは?
ケガのために一時は陸上の夢を諦めていたあきらは
同じ陸上部の親友・はるかと叔母のともえと共に
「全国高等学校駅伝大会」を観戦するために京都へ向かいます。
新幹線の中でともえが読んでいる
九条ちひろ著の「波の窓辺」を見て
以前、近藤が友人が書いた本だと
そう言っていたことを思い出すあきら。
貸そうか?と叔母に言われ
その本を読んでみることにしました。
大会が始まり観戦しているとそこにあきらに憧れる
他校の陸上部員・倉田みずきがやってきます。
みずきは京都出身だということもあり
友人たちと観にきたのだと言います。
思いがけずあきらがいたことでみずきは興奮し
あきらが復帰することを前提に
徒競走で一緒に走るときには
全力で挑みたいと熱く語るのでした。
翌日、はるかは1人で駅伝のコースを走りに行ってしまい
あきらとともえはカフェで待つことに。
カフェで「波の窓辺」を読んでいたあきらは
ともえからこの小説は今と大人になってから読むのとでは
全く感じ方が違うと言われます。
今の苦しさやつらさも大人になると懐かしくて
愛おしいものに変わるのだと。
それを聞いて近藤の姿を思い浮かべるあきら・・・。
恋は雨上がりのように
一方、バイト仲間のユイは吉澤への告白が玉砕し
部屋で1人ふさぎ込んでいました。
余裕がなく落ち込んでいるユイに姉は説教を始めます。
姉と同じ美容師になる夢を持っているユイ。
どんなにつらいことがあっても
美容師はお客様を笑顔にしなくてはならない
今のあんたに元気を作ることができるかと。
それを聞いたユイは次のバイトの日にバッサリ髪を切って登場。
心配していたあきらに吉澤にフラれたこと
そして絶対に美容師を目指すことを報告するのでした。
京都から帰り久々に近藤に会ったあきらは
思わず彼に抱きついてしまいたいと思うのですが
実際はお土産を渡すことしかできません。
会話の中で夢を諦めると後悔するとあきらを勇気づけた近藤。
そんな近藤も小説家になる夢を未だ諦めきれず
夜な夜な執筆を続けていました。
そんなある日、「ガーデン」に九条ちひろがやってきます。
近藤が気にしている「橘あきら」とは
どんな人物か確かめにやってきたようで
その正体が17歳の女子高生だと知り
ちひろは驚きを隠せません。
その後、文芸関連の謝恩会に出席したちひろは
今をときめく新人作家の町田すいを紹介されます。
彼もまた17歳でしかも本名は
翠(みどり)だということを知り
ちひろは彼のことを気に入ります。
そして度々「ガーデン」にやって来る
近藤の息子・勇斗があきらに粋な計らいを。
当初はあきらに対して苦手意識を持っていた勇斗でしたが
近藤の誕生日を知りたいと言ったあきらに
うまく伝わるようにするのです。
またその際にあきらの誕生日も近藤に伝えることに成功。
ますます近藤への想いを募らせるあきらですが
逆に切なく感じることもあり・・・。
その後、あきらをはじめとした「ガーデン」の
バイト仲間たちに次々と転機が訪れます。
季節が巡り人も場所も巡りゆく中
近藤とあきらが見つめる先にあるものとは――・・・?
ラストはあきらが一大決心!?
最後まで見逃せない本作を
ぜひ読んでみることをおススメします!!
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恋は雨上がりのようにの感想は?
切なく苦しい年の差恋愛を描いた本作はアニメ化も決定し
実写映画化も発表された注目作です。
過去には「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」
「全国書店員が選んだおすすめコミック」など
数々の賞に選ばれています。
最初は17歳と45歳のありえない恋愛が
描かれているように思えましたが
一度読むと切なすぎるこの物語にドキドキさせられ
ハマってしまいました。
注目すべきはタイトルにある通り
大事なシーンでは必ず雨が降っているということ。
この「雨」が物語に大事な要素を与えているのです。
恋は雨上がりのように
2人の関係に大事な出来事が起こる場面や
序盤ではあきらの告白シーンなど
どれも効果的で印象に残るシーンに仕上がっています。
ヒロインのあきらは感情表現が苦手で
好きで近藤を見つめているだけなのが
「睨まれている」と誤解を受けてしまいます。
近藤もバツイチ子持ちで
自他ともに認める冴えないオジサン。
しかも28歳という年齢差が邪魔をして
どれだけあきらにアプローチされても
先に進めずにいるということに
ヤキモキさせられます。
そして恋愛だけじゃなくあきらと近藤の諦めきれない夢や
学校関係やバイト関係の仲間たちとの物語も繊細なタッチで描かれ
時に感動し涙してしまうような場面も。
まだ完結していないのでそれぞれに
どのような結末を迎えるのかとても気になるところです。
あきらは近藤のためにマフラーを編んでいたのですが
無事に渡すことができるのか――次巻が待ち遠しいです。
興味のある方はぜひアニメも映画も合わせて
チェックしてみて下さい!
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