蜻蛉(せいれい)のネタバレと感想!不思議な力を持つ少女が世界を飛び回る


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河惣益巳先生の作品の蜻蛉(せいれい)。

 

大陸の東方にある島国・尚和国
独自の文化を守るこの国に
弥夜姫と呼ばれる姫がおわしました。

 

華麗な風貌を彩るかのような
和やかでおおらかな性格に皇族たりえる峻厳さ。

 

そして言霊で人を操り全てのものを見透かす妖艶な力。

 

大陸の大国・虯のの皇太子妃として求められますが
尚和国の者は皆、姫の婚礼はあり得ない!

 

そう言っていて・・・?!

 

 

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蜻蛉(せいれい)のあらすじは?

 

大陸の大国・虯帝国の東方に位置する島国・尚和国。

 

独自の文化を持つこの小国には不思議な力を持つ巫女が存在し
時には国王をしのぐほどの影響力を持っておりました。

 

その巫女の後継者とされている内親王の弥夜。

 

この度弥夜は10年に一度、虯の周辺諸国の国主や
後継者が一堂に会する「大和諧会談」に参加すべく
皇太子である父と兄・日弥と共に
虯の帝都にやってきていました。

 

この都市に渦巻く瘴気の中心である皇城。

 

皇太后は各国の妙齢の姫たち7人を
皇城で開かれる自らのお茶会に招待します。

 

お茶会といえど実は皇太子・是欣の正妃を見定めるための場・・・。

 

ですが宮廷独特の回りくどいやり方が気に入らない弥夜は
隠れて姫たちを見ていた皇太子を引きずり出し
茶会に出ないのなら帰る!と宣言します。

 

弥夜の奔放ながらも峻厳かつ清々しい行動は
他国の姫たちに好印象!

 

ただ安寧国の姫・韓梨花だけを覗いて・・・。

 

蜻蛉
蜻蛉

 

そんな弥夜の気質に惚れ込んだ皇太子は
弥夜に正式に見合いの申し込みをしてきます。

 

断りに弥夜が参上しても貴女をもっと知りたいと笑い
弥夜から見たら臣下たちの言いなりで凡庸で柔弱な皇太子・・・。

 

けれど平和な世である今ならば
それが理想的な後継者と弥夜の父王は言います。

 

とはいえ弥夜が他国へ嫁ぐなどありえない。

 

これ以上の執着はこじれる一方と
弥夜一行は早々に虯を出立し帰路の途に就きます。

 

ですが国王陛下の名で発された召還命令により
弥夜の父王は皇城に軟禁され弥夜の兄・日弥は殺害され
そして弥夜は後宮に召されます。

 

後宮にはいつぞやのお茶会に召された姫君たちが勢ぞろい!

 

弥夜を含む全員が妃に決まったと知らされます。

 

これはすべて安寧国の姫・韓梨花の仕業。

 

皇太子が妃に望んだのは弥夜のみだったのを
自分が選ばないのを妬み自分の父に泣きついて
全員を妃とするよう根回ししたのです!

 

そんな自分勝手なことのために兄は殺された・・・
心の中で怒りの炎を燃やす弥夜は心に誓います。

 

虯帝国と安寧王国に呪詛をかける・・・!

 

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蜻蛉(せいれい)のネタバレとその後の展開は?

 

日弥の死により「御社様」と呼ばれる
祭主を通じて想いを託された双子の弟・朔弥。

 

弥夜を頼むというその想いに応えるつもりがある一方
兄・日弥にかわって後継者となる・・・
そんな野心が湧き出てきます。

 

尚和国の王で弥夜たちの祖父にあたる「御屋形様」も
父である皇太子を虯から救い出すのが
日弥になり替わる条件としますが・・・?!

 

後宮に幽閉された弥夜は窮屈ながらも
他の5人の姫たちと仲良く暮らしていました。

 

弥夜の予想通りこの件は虯の国王と皇太子は
何もあずかり知らぬ事件。

 

弥夜は皇太子に即刻姫たちを解放すること
そして兄・日弥を殺した者を引き渡すことを迫ります。

 

ですが姫たちの解放は叶わず失望した姫の1人
サロールが自害してしまいます。

 

兄・日弥を殺した下手人は
バーラムという虯に滅ぼされた国の民で編成される
国王直属の舞台の非色部隊・白組の1人。

 

その男は組長でありバーラムの元皇太子である
アルデシールを王として国の再建を
虯国王の側近の安寧国の王太子に頼んでいたというのです。

 

その見返りとして王を通さない
色々な命令を引き受けた一環でした。

 

蜻蛉
蜻蛉

 

一方、皇城の外では皇太子と弥夜を救出すべく奔走し
皇太子の弟で弥夜の後見人である地基が皇城に向かいます。

 

地基が根回しした国内外からの尚和国皇太子を
開放すべしとの嘆願書に虯の宰相が動き出し
同時に非色部隊の自白をもとに皇太子も行動に移します。

 

安寧国の皇太子、韓正敬を打つべし!

 

韓正敬がいる前で虯国王にことの顛末を報告すると
すぐに犯人を極刑にする旨と
尚和国の皇太子を開放する下知が下ります。

 

地基も旧知の仲の皇太后の口添えを得て
尚和国の皇太子を迎えに安寧の館にて無事
尚和国の皇太子を保護します。

 

虯の皇太子の指示で弥夜を
後宮まで迎えに来たアルデシール。

 

地基も動いていると知り自分の優先する任務は
後宮を出たがっている姫を自害したサロールの棺に入れて
逃亡させることとします。

 

男手でないと運べないためアルデシールにそれを命じますが
城門を出る直前にバレてしまい姫は戻されてきます。

 

保護された尚和国の皇太子は
何故か言葉が喋れないようになっていました。

 

地基は安寧国の呪詛が原因だと予想します。

 

そして安寧の姫・韓梨花の侍女がどうしてか
弥夜の父・尚和国の皇太子の勾玉を
所持しているのに気づき返却を求めます。

 

とぼける安寧側に弥夜は・・・。

 

「では証明しよう。明朝を待って、その勾玉が汝らの物でないことを。」

 

一方、尚和の国から父である
皇太子を助けるべく船に乗った朔弥は・・・。

 

神風の嵐に船を沈められはるか南方の国
沙南国まで流されてきますが・・・?!

 

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コミックシーモア

 

蜻蛉(せいれい)の感想は?

 

河惣益巳先生といえば
独特の画風を確立している大御所作家さん。

 

いわゆる「今風」の作画じゃない分
河惣先生を知らない方には手に取るのはちょっと
勇気がいるかもしれません。

 

でもひとたび読み始めれれば絵が気にならない?ほどに
内容に惹かれていくことは絶対保証します!

 

特にこの「蜻蛉」という作品は
遠い昔のアジアを舞台モデルとしている作品。

 

蜻蛉
蜻蛉

 

不思議な力を持つ少女が世界を飛び回る
主軸のストーリーはもちろん
各国の文化の違いや複雑な人間模様に心惹かれます。

 

姫たちがサクサクと作るご飯はいつも美味しそうです!

 

それに意外に主人公の弥夜の天然さと独特の喋り方
そして怒ると相手が血反吐吐くほどの恐ろしい形相・・・
魅力的な主人公に興味を引かれること間違いなしです!

 

歴史ものやファンタジーが大好きな方は超おすすめ!

 

内容が内容だけに読書量も半端ないですが
挿絵の多い小説と思えばスイスイ読めますよ?!

 

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