樋口大輔先生の作品のドクシ―読師―。
6年前の悲惨な航空機事故の生き残りである少年・霞士朗。
事故で失った右目と引き替えに過去を視る力を手に入れた彼は
その力を使ってある目的を果たそうとしています。
それは母を手にかけた男を探し出すこと。
航空機事故の裏に隠された真実とは・・・?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ドクシ―読師―のあらすじは?
6年前の悲惨な航空機事故の生き残りである少年・霞士朗。
事故で失った右目と引き替えに
彼はある力を手に入れていました。
それは過去を視る力・・・。
胡散臭いルポライター・水沢の元へ身をよせている彼は
その力を使いある目的を果たそうとしていました。
それは母を手にかけた男を探し出すこと。
彼の母親は飛行機の墜落事故ではなく
その事故の中、金品を漁っていた男に顔を見られ
それが原因で殺されていたのです。
幼い頃、どんなにそれを訴えても
誰も史郎の言葉を信じてはくれませんでした。
だから彼は自分で母を殺した男に
復讐をしようとしていたのです。
ドクシ―読師―
過去に士朗の言葉を聞きながらも
その小さな訴えと現場に残された違和感を
黙殺してしまった刑事・樫村。
凄惨な飛行機事故の生き残り。
本来希望の象徴であるはずの士朗が
警察の過去の過ちを突きつけるように
事件現場に現れるようになったことに
樫村は戸惑います。
母親を殺した男に少しでも近づくため
多少の無茶も顧みず様々な事件に首を突っ込む士朗。
折角生き残った命を大事にしろ、粗末にするな・・・
そんな言葉は士朗にとってきれいごとでしかありません。
誰も信じてくれないのなら警察が動いてくれないのなら
自分で探し出すしかない。
あの飛行機事故の日以来、彼は暗い思いを抱きながら
数十年生きてきたのです。
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ドクシ―読師―のネタバレとその後の展開は?
1つの事件が無事解決し平穏を取り戻したのもつかの間。
士朗が通っている学校に
爆弾が仕掛けられるという事件が起こります。
最初は悪戯だと思われたその一件でしたが
旧校舎が本当に爆発したことで
一気に状況は張り詰めたものに変わっていきます。
士朗はその性格から学校には友人もおらず
さらに学校ということでいつも過去視をサポートしてくれる
水沢も近くにいません。
そのため過去視で犯人を探ろうにも
力の暴走を恐れそれもうまくいきません。
爆弾魔の犯行動機はその犯行声明から10年前に自殺をした
生徒の身内によるものだろうと当初は思われていました。
ドクシ―読師―
しかしその身内のほとんどが既に故人となっていること
さらにこのタイミングで復讐をしようとすることに
士朗は違和感を覚えます。
もしかすると犯人は全く10年前の事件と
関係がない人間なのかもしれない。
そう考えた士朗の予想は大当たりで
爆弾魔の真犯人は彼のクラスメイトの1人でした。
被害者になって目立ちたい、同情をされたい・・・
その身勝手な犯行動機に
本当の地獄を知っている士朗は激高します。
しかし最終的にはクラスメイトの1人が士朗の代わりに
怒ってくれたことでその怒りは収まることに。
今まで壁を作っていたクラスメイトと
なんとなく打ち解けることができた士朗でしたが
その事件の直後、彼はマスコミから逃れるために
行方をくらませてしまいます。
果たして彼が次にいきつく先とは
いったいどこなのでしょうか。
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ドクシ―読師―の感想は?
過去の凄惨な事件の被害者が
右目と引き換えに手に入れた力で
母の仇を追うという物語です。
主人公が少年でまだ若いということもあり
比較的少年漫画らしい
勧善懲悪的なすっきりとした展開も多いです。
しかしその根底にある物がすごく暗く
ドロドロとしているため
話全体はスッキリ爽快という感じではないですかね。
マスコミの闇、警察の闇・・・
色々なものが描かれており非常に考えさせられます。
1つ1つの事件は昨今取り沙汰される
少年犯罪を絡めたものも多いですね。
異能力をテーマにしているので
もっと霊的な恐ろしさがあるかと思いましたが
どちらかといえば人間の恐ろしさを
描いているタイプの作品かと思います。
ドクシ―読師―
話のテンポが非常に良くサクサクと読めるため
次の巻へどんどん手が伸びてしまいます。
ただ残念なのがラスト・・・。
10巻まで続いているんですが
これはおそらく打ち切りなんでしょうね。
そういった感じの終わり方です。
終盤のエピソードを削って話としてもうちょっと
きちんとまとめて欲しかったです。
折角話自体もフラグの立て方も面白かったのに
その点が非常に残念ですね。
読み切りなどの形でもいいので
話がきちんと完結することを祈るばかりです。
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