KAITO先生の作品の青のフラッグ。
友情を取るか、恋人を取るか・・・
高校生の太一には大切なものが2つある。
どちらも失いたくない、どちらも大切にしたい。
親友のトーマと彼を思う二葉そして太一・・・
駆け抜ける青春の中、3人の男女が織りなす純愛物語!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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青のフラッグのあらすじは?
高校生の太一は粛々と高校生活を送っていました。
特に目立つことのない彼ははっきりいうと陰キャラ。
勉強面や運動面で特に目立った活躍をすることもない
そんな太一には気になっている存在がいました。
それは空勢二葉。
彼女は太一の目から見ても鈍臭く
何をやらせてもとろいし失敗ばかり・・・。
自分と似たところがある彼女のことが気になり
少し冷たく接してしまう毎日でした。
そんな太一には桃真という友人がいます。
桃真はスポーツ万能で明るくリーダーシップも発揮する存在。
そんなキラキラした存在である彼がなぜか
ことあるごとに太一に声をかけてくれるのです。
周りから見ても2人は不釣合いで
太一もなぜ桃真が自分によくしてくれるのかわからない。
というかむしろ桃真は少しだけ苦手なところもある相手。
青のフラッグ
昔から人気者で性格も良い彼は
とにかく男子からも女子からもモテていました。
中学の頃に密かに憧れていた女の子も
結局は桃真のことが好きだったのです。
思いを打ち明けようとしたそのときに
桃真のことが好きだと打ち明けられ
行き場をなくしたその思いを
やり過ごすしかなかった苦い思い出も記憶に新しい。
そして二葉は今日も何をしても鈍臭い。
あるときたまたま高い位置にある本が取れなくて
困っている二葉を助けたことで
太一は二葉と会話を交わすようになります。
そこで明らかとなった二葉の桃真への憧れ・・・
しかしそれは誰の目から見ても叶わぬ恋のように思えます。
双葉に頼まれて彼女の恋愛相談に乗ることになった太一ですが
不釣合いな恋であるにもかかわらず双葉はとにかく真剣でした。
その姿を見ているうちに芽生えた恋心。
しかしそれは芽生えたそのときから
封印なけらばいけない気持ちだったのです。
友情を取るか、恋愛を取るか・・・
究極の選択の狭間で今青春が動き始める!
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青のフラッグのネタバレとその後の展開は?
桃真には特定の恋人がいません。
モテないわけがない彼ですが
女の子からのアプローチも頑なに断り続けていました。
それ故に多くの女の子が彼に対して甘い夢を見て
恋心を温めているのです。
桃真がそのように特定の恋人を作らないのには理由があり
彼にはとてもとても大切な人がいるのでした。
そして桃真が秘めている思いもまた言葉にしてしまうと
淡雪のように大切なものが消えてしまう想い。
それなら打ち明けることなく
親友という立場で一番近いところへ。
そう心に誓った桃真は大切な人の親友となり
一番近いところにいることを決めたのです。
青のフラッグ
そうとは知らず太一は二葉の恋を応援する約束をし
太一が思いついたのは映画館のデート。
偶然を装い太一と桃真、そして二葉と彼女の友人
真澄の4人で映画を共にすることに。
そこで太一は真澄から二葉の真剣な思いを
からかっているのではないかと指摘されます。
確かに頭の片隅では叶わぬ恋だと思いながら
双葉に協力している自分がいました。
しかしそれでも前を向き続ける二葉の姿に太一の心が動く・・・。
そんな真澄も桃真と同じように大切な人の恋人ではなく
親友として一番近いところにいることを決めている人の1人。
そんな4人の関係が大きく動いたのは
桃真が夏の甲子園出場を控えたある暑い夏のことでした。
猫を救うために車の前に飛び出した
太一を助けに桃真が交通事故に――!
自らの行動を悔やむ太一の姿を見て気持ちが動く二葉・・・
しかしその思いは太一に届かない。
すれ違う2人の思い交差する桃真と真澄の思い
それぞれの思惑を包みながら青春の一ページが刻まれていく!
この純愛の行方は――・・・?
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青のフラッグの感想は?
久しぶりにキタ!むず痒くなるような純愛物語。
男女の恋愛話の進展も気になるところですが
それ以上にそれぞれの登場人物の内なる成長や相手を思いやる優しさ
自分の気持ちを大切にする素晴らしさなど読み応え抜群の作品です。
青のフラッグ
桃真の交通事故を悔やみ二葉の気持ちを考え
雨の中打ちひしがれる太一と彼に対して取った双葉の行動は
青年恋愛作品の歴史に刻まれる名シーンだと思います。
本当に続きがきになる作品です。
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