澄田佑貴先生の作品のうちの相方が腐なもんで。
腐女子である事を隠しながら
恋人と付き合っている大学生・夏目真琴。
しかしある日ひょんなことから彼女は腐女子だということが
彼氏の須藤幸次郎にバレてしまいます。
しかし実は幸次郎もまた
腐男子だということが判明してしまいます。
うちの相方が腐なもんでのあらすじは?
腐女子である事を隠しながら
恋人と付き合っている大学生・夏目真琴。
しかし彼女はある日、彼氏が家にきているにもかかわらず
同人誌を隠し忘れてしまっており
彼である須藤幸次郎にバレてしまいます。
何故同人誌を出しっぱなしに
してしまったのかと悔やむも時すでに遅し。
真琴はやむなく腐女子であることをカミングアウトすることになります。
腐女子であり男同士のそういう物が好きだけども
幸次郎とも別れたくないと土下座する真琴・・・
表情を歪めたように見えた幸次郎でしたが
次の瞬間出てきた言葉は耳を疑う者でした。
なんと幸次郎自身も腐っている・・・
いわゆる腐男子だとカミングアウトされてしまうのです。
まさかの展開に狼狽える真琴でしたが
幸次郎は実はずっと前から
真琴のことを腐女子だと知っていたといいます。
服装の系統が異なる女子が仲良くしてたら
それは腐女子の集団・・・それが彼の持論でした。
図らずともカップルで同じ趣味だということが判明し一時は喜ぶ2人。
しかしオタクだから同じBLが好きだからといって
仲良くできるとは限らないことを
2人はこの後少しずつ知っていくことになります。
うちの相方が腐なもんでのネタバレとその後の展開は?
同じBLを好む腐女子、腐男子のカップル
ということが判明した真琴と幸次郎。
しかし逆カプにジャンルや趣向、解釈の違いにより
意外とカミングアウトしたところで
面倒くさいなと2人は気づきます。
このまま私と付き合っていけるかと問いかける真琴。
幸次郎は確かに逆カプとか好きになったとき
面倒くさそうといいながらも
こういう2人じゃないとそれも体験できないことだし
一緒に楽しんでいこうと真琴に告げます。
かくして腐女子の真琴と腐男子の幸次郎の
ちょっと奇妙なカップルが誕生することになるのです。
好きなカップリングの話をしたり
独自の楽しみ方をお互いに勧めあったり
普通のカップルとは異なる関係ながらも
良い関係を築いていく2人。
その関係は真琴自身が語るように
恋人というよりは友達同士っぽくも見えますが
この関係は楽しいし嫌いじゃないと彼女は感じていました。
真琴の先輩である紬と幸次郎が闇のオタク同士仲良くなったり
彼女の幼馴染・天野が真琴が神だと崇める同人作家だったりと
徐々にその関係の幅も広がっていきます。
そんな中でもたまに2人の関係にも
きちんと男女としてキュンとするような展開があったり
それが台無しになったり・・・?
愉快な腐女子、腐男子カップルの日常は
今日も続いていきます。
うちの相方が腐なもんでの感想は?
最近よくあるオタクあるある系の漫画ですね。
うちの相方が腐なもんでというタイトルからして
腐女子が彼氏に腐バレする話かと思っていました・・・
が、まさかのどっちもBL好き。
腐女子、腐男子カップルというのは
なかなか面白い題材なのではないでしょうか。
お互いオタク、おまけに腐女子と腐男子だったら
仲良くなれるはずと思いきやそう甘くはなく
逆カプや趣向の違いから揉めることもしばしば・・・。
この辺りは男女でなくてもよくあることなので
思わずわかる!そうだよね!となりました。
オタクあるある系の漫画なので同士であればわかる・・・
と納得してしまうような部分も多いかと思います。
特に本作は作中に出てくる作品が
最近の人気ジャンルをパロったものになっているので
これは大丈夫なのか!?と
心配になることもしばしば・・・(笑)
ただしあくまで腐女子と腐男子のカップル同士の話になるので
笑えるオタクあるあるのなかにも
ちょっとした胸キュン要素も詰まっています。
この辺りが他の作品とはちょっと違う
ポイントではないのでしょうか。
基本はギャグコメディなので
気楽に空いた時間などで読めるタイプの作品です。