インディーズゲームブランドlight原作、港川一臣先生・漫画の作品の
Dies irae ~Amantes amentes~。
藤井蓮は人付き合いの苦手な少年でしたが
幼馴染みの遊佐司狼に煽られ殺し合いじみたケンカを繰り広げ
無気力な日々を送っていました。
そんなある日、不思議な少女の誘いで
自身が断頭台で首を落とされる夢を切っ掛けに
街では頭部切断の奇妙な事件が起きるように。
犯人を追う黒衣をまとった謎の騎士。
蓮を望もうと望むまいが徐々に“聖槍十三騎士団”との
熾烈な戦いに巻き込まれてゆくのでした。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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Dies irae ~Amantes amentes~のあらすじ!断頭台と首切り殺人
主人公の藤井蓮は諏訪原市の学園に通う一匹狼のような少年。
そんな人付き合いが苦手な彼でしたが
幼馴染みの村瀬香純や親友の遊佐司狼
そして一学年上のドイツ系クォーター・氷室玲愛らと共に
それなりの穏やかな日々を過ごしていました。
ところが2ヶ月前――・・・。
親友であり悪友と思っていた司狼に煽られる形で
蓮は彼と殺し合いじみたケンカをするはめとなり決別。
一方の司狼は蓮と同様に大ケガを負い
病院に担ぎ込まれるも何時の間にか失踪。
残された蓮はクラスメイトからも
遠巻きにされる存在となってしまいました。
ある日のこと・・・。
Dies irae ~Amantes amentes~
そんな蓮を励まそうと香澄は玲愛から貰ったチケットで
博物館へとおもむきます。
そこは「世界の刀剣博物館」として様々な刃物が展示され
[刃物嫌い]の連は困惑気味な思いにかられていました。
すると不思議な少女・マリィに導かれ
展示物の1つである「ギロチン」前へと足を運ぶ蓮。
奇妙な感覚に苛まれた彼はその夜
自身の首がギロチンにより斬首される夢を見るのです。
同じ頃、諏訪原市の公園では「頭部切断」という
猟奇的殺人が起こるのでした。
少しづつ壊されて行く蓮の日常・・・
と同時に暗躍する謎の組織“聖槍十三騎士団”。
望もうと望むまいと熾烈な戦いの渦に蓮は呑みこまれてゆくのでした。
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Dies irae ~Amantes amentes~のネタバレ!Dies irae=怒りの日
タイトルにもなったDies irae(ディエス・イレ)とは
ラテン語で「怒りの日」という意味です。
これはキリスト教における“終末思想=最後の審判”の別称であり
クラッシック音楽においては“レクイエム”タイトルなども指します。
さらに「~Amantes amentes」はラテン語で
「愛は人を愚かにする」となるそうです。
本作は元々アドベンチャーゲームを原作としています。
コミックス同様に日本を舞台とし
第三帝国(ナチス)が生み出した魔導兵器である
“聖遺物”を使用し操る者たちの死闘を描いた伝記もの。
ゲームはwindows版やPSP版、Android/iOS版など
様々な(9種)ソフトが展開され
それぞれが別の物語を綴っています。
また3作品ほど男性向けアダルト作品となっておりますが
コミカライズを担当した
港川一臣先生が描くキャラクターでも解るとおり
本作には美少女の他に大勢の美形男性も登場し
多くの女性ファンさえ獲得している作品です。
特に“聖槍十三騎士団”の首領であるラインハルトは
長い金髪をひるがえすイケメンで
他にも右目に眼帯をしたウォルフガングなど
個性的なキャラが多数登場します。
Dies irae ~Amantes amentes~
――1945年5月1日。
陥落するベルリンから物語りは発祥します。
そこではある儀式が執り行われ触媒の生贄として
多くの犠牲者が捧げられました。
儀式を執り行った者たちは戦後
ゆくえをくらましますが
いつしかナチスドイツの闇が生んだ超人たち
“聖槍十三騎士団”の噂が広がります。
そして何時しかもどり彼らにより世界は破滅するとされ――
それから61年の歳月が流れた日本の諏訪原市から
本作は始まるのでした。
ちなみに 2007年に「コミックガム」にて
『Dies irae 彼の日こそ怒り日なり』が発行されましたが
こちらは 七番真人さんの作画ノコミカライズ作品となります。
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Dies irae ~Amantes amentes~の感想!魅力的なキーワードがいっぱい
この『Dies irae~Amantes amentes~』には
「終末思想」の他に「聖遺物」や「騎士」
そして「第三帝国」に「階級呼び」などと言った
いわゆる“中ニ病”的要素がふんだんに盛り込まれています。
それらも中途半端なものでしたら「またか」と
食傷気味に感じてしまうかもしれませんが
本作ではこれでもかと思うほどに盛り込まれ
そしてそのどれもが漫画の画面で
大変かっこう良く描かれているのです。
Dies irae ~Amantes amentes~
さらに多くの謎が秘められているので
そのひとつひとつを物語を読みながら
拾い集めるのも楽しいかもしれません。
また作中には多くの美少女が描かれていますが
他にも主人公の蓮や司狼などの他に
“聖槍十三騎士団”にも大勢のイケメンや
個性的名キャラが多数登場するのです。
そんな魅力がいくつも詰まった『Dies irae~Amantes amentes~』を
是非ともコミックスを読んでその世界感を堪能してみてはいかがでしょうか。
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