二人のゼロジバのネタバレと感想!無料試し読みやあらすじもあり


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裸村先生の作品の二人のゼロジバ。

 

超能力を持った少女と少年。

 

少女はある日テレポーテーションを失敗して
手だけを残して消えてしまう・・・。

 

ところがその数年後、少女は手を媒介に復活して・・・?!

 

デキちゃうけど、ナカでもいいよね。 保護者同伴

 

二人のゼロジバのあらすじは?

 

「ごめん・・・ごめんね」

 

猫の死骸を抱きしめながら泣く真美
それは誰にも言えない秘密の儀式でした。

 

学校の教室では昨日真美が猫の死骸を
抱えていたという噂で持ちきりでした。

 

そこへ真美本人が登校してくるとギャル系のグループが
真美に話しかけネチネチと嫌味を言います。

 

そのとき大声をあげながら創太が登校し
カバンの中でぐちゃぐちゃになった弁当をみんなに見せながら
真美の噂から話題をそらすかのように騒ぎ立て
クラスのみんなも真美の噂など頭から消えていました。

 

放課後、創太は校舎内を探し回り屋上で真美を見つけます。

 

遠くに行って消えてしまいたいと泣く真美に
創太はどこにいたって自分が側にいくと慰め
2人は手を繋ぎ真美の家へと向かいました。

 

真美の家は伊藤塾という
幼年期特殊技能習得をうたっている塾。

 

真美と創太が中へ入ると真美の父が待っていて
文化祭の準備で遅くなったのだと言い訳する真美に
真美の父は遅くなったことを許し2人に問いかけます。

 

「ねこは生き返ったのか?」

 

その問いに真美はいいえと答え真美の父に促されるまま
2人は塾の教室へと入っていくのでした。

 

創太は昔のことを思い出します。

 

それはこの塾にまだ入ったばかりの頃。

 

創太は塾生の中でも秀でた才能を持っていて
いつも真美の父である先生に褒められる程でした。

 

ある日、テストを受けることになった創太。

 

その答案用紙を見た途端、見たこともない図形や
この世の物とは思えない数字にショックを受けます。

 

そして気がつくと机に伏せたまま動かない何人かの塾生・・・。

 

創太のようにショックを受けながらも
真美を含めた数人は起き上がり先生にいわれるがまま
教卓の方へと歩き出しました。

 

そんな創太達に先生は君たちはこの世界の真実を
見ることができると告げたのです。

 

そんなことを思い出しているうちに授業が始まり
瓶に入ったカエルを取り出した先生は
娘である真美に殺せと命じます。

 

動かない真美に先生はどうした早くと言いかけたそのとき
創太が横からテレキネシスを使い
瓶を割ることなく中のカエルだけを殺しました。

 

その様子に満足した先生は真美に補修を告げると
次の課題の用意を始めました。

 

カエルの死体を見てカタカタと震える真美を見て
創太は優しくその手を握りしめます。

 

その気配を察してか振り向いた先生は
聞いているのかと創太に注意しますが
創太は見事に内容を言い当てました。

 

完璧な答えにいいだろうとだけ答えた先生は
最後に緑の靄はテレポーテーション失敗の合図だと
それだけ注意するとその日の授業は終わります。

 

その夜、創太と真美はある公園のドーム型の遊具の中で
ひっそりと話していました。

 

遠くならどこでもいいから行きたいと言う真美に
創太は優しくその体を抱きしめるとキスをします。

 

そしてこの街からお父さんから逃げようと
真美を連れて逃げる決意を決めた創太でしたが
そこへ真美の父が真美のことを探しに・・・。

 

その手には猫を詰め込んだビニール袋。

 

お父さんが叫び散らす言葉に耐え切れなかった真美は
頭を抱え泣き出してしまいます。

 

するとそのとき真美の身体から緑色の靄が出始め・・・
そう、それはテレポーテーション失敗の合図。

 

必死に真美の手を取り離すものかと決めた創太でしたが
次の瞬間、真美の姿は消えてしまったのです。

 

左腕だけを残して――・・・。

 

消えてしまった真美はいったい・・・?!

 

婚前ブラック契約

 

二人のゼロジバのネタバレとその後の展開は?

 

あれからちょうど3年が経った日――。

 

創太は真美が消えた日の夢を見て飛び起きます。

 

失恋と同時に創太は超能力をなくし塾もやめていましたが
その日、創太はまた真美の父の元を訪ねます。

 

それは真美の情報に変化はないかを確かめるため・・・
そして真美の左腕を掴んだ右手が最近疼くからでした。

 

ところが真美の父は創太の話には聞く耳を持たず
今すぐ立ち去れと創太を追い返します。

 

何も収穫がなかった創太はホームで電車を待っていました。

 

思い詰め電車に身を投げ出そうとしたそのとき
死んじゃダメと声が聞こえ腕を後ろに引き戻された気が・・・。

 

自殺を踏みとどまり疼く右手を気にかけながら
創太はある場所へと向かいます。

 

創太が向かったのはあのとき真美が消えた公園。

 

ドーム型の遊具に触れ戻ってこい真美と
ありったけの気持ちと力を込める創太。

 

ですが何も反応はありません。

 

その場に寝っ転がり涙を拭っていた創太が立ち上がると
目の前のドーム型の遊具から緑色の靄が出ています。

 

それはあのときと同じ物・・・。

 

創太はあのとき救えなかった真美を探しに
その靄の中へと入っていきました。

 

靄の中、真美を必死に呼ぶと目の前に真美の姿が現れ
今度こそ捕まえると真美の元へと駆け寄り
抱きしめようとしましたが
スカッと真美の身体を通り抜けてしまいました。

 

ごめんねと触れられないことを詫びる真美に
創太はそれでもいい愛してるんだと告白。

 

すると真美は涙を浮かべ創太なら私を取り戻せる・・・
そう言ったのでした。

 

そして次の瞬間、創太は元のドーム型の遊具の前にいて
今ならできると何故かそう確信した創太は
ドーム型の遊具に触れると
全身の力を込めてパワーを送り込みました。

 

その頃、真美の左腕を研究装置の中で観察していた真美の父は
左腕の変化に気付きました。

 

左腕を元にしてどんどんと形成されていく身体・・・
そこに出来上がったのは紛れもない真美の姿だったのです。

 

あまりのことに驚く真美の父
その目の前で真美はゆっくりと目を開けました。

 

左腕から形成された真美の身体・・・
創太は真美の元へと走って駆けつけ――?!

 

二人のゼロジバの感想は?

 

超能力を持つ少年と少女の純粋な恋愛の物語。

 

SF要素が入っているため普通の恋愛ものとは違って
ハラハラドキドキし
科学的な内容も数多く入っていて飽きの来ない作品です。

 

主人公の真美は消えてしまうまでは
とても泣き虫で可哀想な印象でしたが
3年後に復活したときには姿も大人になっていて
前の真美とはどこか違う雰囲気があります。

 

ですが創太と相思相愛なところは変わらず・・・。

 

サスペンス的な内容なのですが2人の恋愛模様が
可愛らしくてそこも魅力的に感じました。

 

絵はどちらかというと可愛らしい感じなので
グロテスクな場面もさほどショックを受けません。

 

とても読みやすい作品だと思いますので
是非一度読んでみてはいかがでしょうか?

 

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