もち先生の作品のキューティクル探偵因幡。
毛に異様な執着を見せる因幡探偵事務所の所長・因幡洋。
彼は人工授精により産まれた秘密警察犬であり
髪の毛一本から犯人を突き止められると
伝説になっている男でした。
しかしそんな彼ですがどうやら性格に難があるようで・・・?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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キューティクル探偵因幡のあらすじは?
世間でヴァレンティーノと名乗る銀行強盗が横行し
警察が彼らの捜索に躍起になっている世の中。
部下からの信頼が厚い萩野警部は
元相棒である洋こと因幡洋を頼ろうとしました。
人工授精により産まれた秘密警察犬である洋は
犯人を突き止められると伝説になっている男でした。
しかし性格に難があるため扱えるのは萩野のみ。
おまけに彼は今はもう警察犬をやめており
因幡探偵事務所という個人探偵事務所を立ち上げていたのです。
因幡探偵事務には所長である洋。
それにそこそこ良い時給につられて働き始めた16歳の少年・圭と
なぜか萩野に敵意むき出しの女装少年・優太が働いていました。
キューティクル探偵因幡
萩野はヴァレンティーノ事件を洋に依頼しますが
彼の関心があるのは相手の髪の毛・・・キューティクルのみ。
そう、洋はなぜか相手の髪の毛に
異様な執着を見せる妙な男だったのです。
ヴァレンティーノの髪の色は珍しい白色と聞いて
わくわくが止まらない洋。
嬉々として萩野に協力することにした洋でしたが
いざその人物の元に訪れるとそこにいたのはヤギでした。
人の髪の毛にしか興味がない洋はヴァレンティーノが
ヤギだと知って一気に興味を失いますが
逆にヴァレンティーノは洋が狼男だと知って激高します。
そう、ヴァレンティーノは7匹の仔ヤギの因果だと
オオカミを忌み嫌っていたのです。
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キューティクル探偵因幡のネタバレとその後の展開は?
ヤギの毛に興味はないものの
萩野からヴァレンティーノを捕まえたら
シャンプーをさせてやると提案され張り切る洋。
秘密警察犬モードとなった洋は噛む髪の毛の色に因んだ
特殊能力を得ることができます。
一時はそれでヴァレンティーノを追い詰めますが
結局逃亡を許してしまうことに。
ヴァレンティーノは洋に対抗するため
彼の交友関係や家族関係を調べ始めます。
そこで彼らは洋に仲の良い弟がいることを知るのです。
家族は弟が1人という身の上ながらも
その彼が突如失踪してしまったことがきっかけで
警察犬を辞めたのだという洋。
以来1人で弟を探しているという彼の元に
ヴァレンティーノは弟に成りすました手紙を送り
おびきよせようとします。
キューティクル探偵因幡
明らかに罠だとわかる手紙でしたが洋は弟に会えるのだと
ウキウキ状態で出かけていきます。
しかし道に迷ってしまい洋は結局その場所にはたどり着けず・・・
逆にこっそり後を付けて行っていた
圭と優太が先についてしまう始末です。
そのうえ圭はヴァレンティーノの一味に捕まってしまい・・・
その後やってきた洋も捕まってしまいます。
結局、圭の機転により窮地は脱することができた一同。
罠でも弟の可能性があるなら来たかったのだと
そう呟く洋に圭は思わず胸をうたれますが
その理由が弟がアルビノという
珍しい毛質であることが理由なことを知ってしまい
その感動も一気に薄れます。
結局今回もヴァレンティーノ一味を追い詰めることはできないまま
彼らのグダグダな攻防劇は続いていくことになるのです。
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キューティクル探偵因幡の感想は?
数年前にアニメ化もしていた作品です。
狼男の私立探偵、髪フェチ、元バディなどなど・・・
色々とおいしい要素が詰まっているんですが
ギャグ要素がそういったおいしい要素をかっさらっていきます。
キャラクターたちのニッチなフェチズムをメインに
ボケや奇行がドタバタ劇テイストで繰り広げられていきます。
ギャグマンガですがとにかくボケが多すぎてツッコミが少ない
圭くんが猫が絡まなければ1人で頑張っている感じです。
キューティクル探偵因幡
ヴァレンティーノとの話はすぐに終わるのかなと思いきや
割とずっとこことのドタバタ劇が繰り広げられています。
ただ安定して面白い展開が続くので飽きは来ないですね。
ただ意外とキャラクター1人1人の
バックグラウンドは重ためだったりして
それに合わせるように
たまにシリアスな展開もあります。
ただ極端に重たすぎる展開にはならず・・・
例えるなら銀魂をもっと女性向けにした感じですかね。
番外編も含め全19巻で比較的最近完結したばかりの作品なので
是非この機会に読んでいただきたいです。
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