小川彌生先生の作品のきみはペット。
主人公・スミレとペットとして一緒に住み始めた青年モモ。
癒されるための愛玩用としてモモを住まわせていたスミレは
次第にモモに心を開くようになりかけがえのない存在・・・。
社会に疲れたOLと逃げ出してきた青年のちょっと奇妙なラブコメディ。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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きみはペットのあらすじは?
〝人前で泣くなら死んだほうがマシ〟
5年付き合った挙句、浮気され別れた主人公・巖谷スミレ。
浮気された被害者なのにも関わらず周りからは
白い目で見られている彼女。
それは彼女が学歴・給料・身長全てにおいて上回っている
完璧な人だと周りから思われているから・・・。
社会的に優位に立っているだけで全て悪者にされてしまうことに
嫌気がさしていたスミレはある日、大きな段ボールの中に
入っている青年を見つけます。
始めは死体だと思ったその青年にご飯を食べさせ
一晩泊めてあげたスミレは帰りたくないという青年にこんな条件を・・・。
「ペットとしてなら飼ってあげる。」
さすがに引くだろうと思っていたスミレでしたが
青年はその条件を喜んで受け入れたのです。
キミはペット
名前を付けてくれと言う青年にスミレは
モモと名付け奇妙な同棲生活が始まりました。
ペットと飼い主として生活していく中でいつの間にかスミレは
モモに癒されるようになっていき可愛いと思うように・・・。
ある日仕事でいい大学を出たことを妬むような会話が耳に届き
自分が勝ち取ったものは無意味だったのかと不安に駆られていたスミレ。
家に帰ると自分のことを全て認めてくれているような態度の
モモに次第に愛しさのようなものを感じていくようになって‥?!
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きみはペットのネタバレとその後の展開は?
仕事が終わり帰宅する最中、段ボール箱に入った青年を見つけたスミレ。
その青年は行くあてもなく困っているようで
「ペットでもよければ飼ってあげる」という条件で一緒に住むことに。
名前を付けてくれと言われたスミレは
昔飼っていた犬の名前であるモモと名付けるのです。
モモは何をやらせてもダメでそこもまた可愛く思えてしまうスミレ。
唯一事実を知っている親友であるユリに
「恋愛感情は湧かないのか?」と問われるもスミレは
完全に愛玩用としてしかモモを見ていなかったのです。
モモの姿を見ているだけで癒されモモの前でだけ素直な自分でいられる・・・。
次第に信頼関係ができていく2人でしたがそうこうしているうちに
スミレに蓮見という恋人ができるのです。
モモという犬を飼っているというスミレにペット洋品をプレゼントしてくれたり
早く帰らなければいけないと言われても理解してくれる蓮見。
時にはユリに犬を借りて自宅でデートしたり
モモのことを勉強を教えている子として
紹介したりしながら楽しい時間が過ぎていく。
ある日、蓮見は仕事の都合で香港へ移動に。
スミレは蓮見にプロポーズされついてきてほしいと言われるのですが
モモとの生活を捨てては行けず結局日本に残ることに。
キミはペット
移動になった蓮見は言い寄られていた福島紫織が
香港で売春婦として働いているのを知ってしまい
放ってはおけませんでした。
スミレとモモの関係を知っていた福島は
「ペットとしてでいいから置いてくれ」と
蓮見に持ちかけ蓮見もそれを仕方なく承諾してしまう。
お互いが人間のペットを飼っていることを隠しながら
交際は続いていたのですが海外公演のため香港に立ち寄ったモモが
蓮見と福島を見つけ写真に収めてしまうのです。
スミレを傷つけたくないモモはその写真を部屋にしまうのですが
ある日、スミレはその写真を見つけてしまい蓮見に別れを告げるのでした。
落ち着いた頃、モモはスミレの家を出て行く決心をして
スミレに結婚前提の付き合いを申し込みます。
2人は晴れて付き合いを始めたのです。
ちょっと大人なラブコメディ。
2人は幸せになれるのか‥?
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きみはペットの感想は?
始まって1ページ目から〝人前で泣くなら死んだほうがマシ〟とあり
一体どんな物語なのだろう?と想像が膨らみました。
主人公・スミレと人間なのにペットというモモ。
1つ屋根の下での奇妙な共同生活が始まり初めは仕方なくといった感じだった
スミレが次第にモモに心を開いていく‥そんな心の中の葛藤がよく伝わってきます。
モモの言動が時に可愛らしく子供っぽかったり
時に包み込んでくれるような優しさで大人に感じたり
読み進めていくにつれてモモの魅力にハマっていってしまいます。
キミはペット
モモがいることでスミレは心が安定してかけがえのない存在となってい・・・
こんな恋愛もありかも!してみたい!と思わせるようなマンガです。
始めは愛玩用としてしかモモを見ていなかったスミレの
揺れ動く心に注目してぜひ読んでもらいたいところですね。
楽しくて、癒されて、愛しくて、そんな奇妙な
スミレとモモの共同生活をぜひお楽しみください。
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