それでも君がのネタバレと感想に無料試し読み！恋愛初心者なずなと小悪魔男子な桔平

中河友里先生の作品のそれでも君が。

 

女子高生の牟田なずなは平凡な女の子。

 

クラスにいる煌びやかな女子や男子のグループとは
無縁の人生を送っていた。

 

ましてやその中心にいるキラキラ男子の
葛西桔平とは住んでいる世界が違う。

 

接点がなかった2人が一緒に
数学の追試を受けることになったそのときが
新しい出会いのスタートだった。

 

高校生の2人が繰り広げる青春ストーリー！

 

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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それでも君がのあらすじは？

 

牟田なずなは平凡すぎるくらい平凡な女の子。

 

お洒落な喫茶店に入る勇気もなく
クラスの目立つ人間とは住んでいる世界が違う。

 

無縁だったそんな世界の住人の1人である桔平も
なずなにとっては別の世界の異星人。

 

住む世界が違っていた2人が
一緒に数学の追試を受けることになります。

 

追試中に何か面白話をしてほしいと何気なく言われた一言に
どのように返してよいのかが分からなくて
なずなは上手く振る舞うことができません・・・。

 

それでも君が

 

どちらかというと苦手なタイプの桔平から
何とも思っていないと言われても
なずなだって別に気にならないはずなのに
何とも思っていない自分に話しかけてくる桔平のことが
なぜか頭から離れていかないのです。

 

1日考え抜いて一生懸命伝えることができた
なずなの「面白い話」は決して面白くもなかったけれど
一生懸命考えたそのことを
認めてくれたかのような桔平の態度。

 

そして少しだけ話をすることができたその時間の中で
コロコロと変わる彼の表情。

 

その1つ1つがなずなの心に残り
いつしかその小さな思いは恋へと変わっていったのです。

 

平凡な女子高生の初めての恋は
果たしてどのような結末を迎えるのか？！

 

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それでも君がのネタバレとその後の展開は？

 

なずなが気になり始めた桔平は人気者で
周りにはいつも人がいいます。

 

女の子とも仲が良くて平凡ななずなは眼中にないのです。

 

自分のことを何とも思っていない彼と
彼の全てが気になってしまうなずな。

 

一緒に帰りたいと思って勇気を出して誘ってみても
あっさりとOKして貰えてしまいます。

 

それは幸せだけれど自分のことを
何とも思っていない証拠かもしれない。

 

初めての恋に悶々としているなずなの気持ちは
実にあっさりと本人へとばれてしまうのでした。

 

しかしそれって面白くないと言われ
告白をする前に振られてしまったなずな。

 

だけど初めての恋をそんなふうに終わらせたくない。

 

直接桔平に会って話がしたいと思ったなずなは
それまでの彼女ができなかった大胆な行動に出るのでした。

 

そこで少しだけ桔平の心に触れることができたなずな。

 

以前のように話をすることはできるようになり
そのことがとてもうれしかったけれど
気が付けば告白ははぐらかされてしまったのです。

 

それでも君が

 

夏休みに入り桔平に会えない日が続きます。

 

思い切って出かけた夏祭りで自分の気持ちを改めて伝え
桔平が自分のことをどのように思っているのかを
はっきりと尋ねたなずな。

 

そしてなんとその答えは額への優しいキス――・・・。

 

そのキスの意味は一体何？

 

結局、何も答えてもらうことができないまま迎えた新学期。

 

キスまでしたのに何もないかのように振る舞う桔平。

 

そして桔平の親友からきっぱりと桔平から
手を引くように言われてしまって？

 

それでも自分の気持ちを曲げることなんてできない！

 

恋愛初心者なずなが小悪魔のように
心をもてあそんでくる桔平に今真正面から向かっていく！

 

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それでも君がの感想は？

 

小悪魔女子という言葉は良く聞くように思いますが
小悪魔男子だなと思ったのは
このキャラクターが初めてかもしれません。

 

読んでいるこちらとしてもまるでなずなに
気があるかのように思うのですが
その後の彼の言動を見ていると結局どうしたいのか
何を思っているのかが全然わからない・・・。

 

なずなから好意を打ち明けられること自体は
嬉しそうに見えるのですが
一体彼はなずなのことをどう思っているのだろうか？

 

それでも君が

 

そんな風に主人公と一緒にやきもきしながら
読み進めることができました。

 

なずなの一生懸命な亀のような一歩を
飄々とウサギのような桔平が
超えていくそのやり取りは痛快だけど
結ばれたとしても不安になっちゃいそうな桔平。

 

恋愛初心者に彼のような上級者は果たして
克服することができるのでしょうか？

 

だけど「それでも君が」良い
だってそれが恋愛だもの。

 

これからの続きが楽しみです！

 

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