鳥籠ノ番のネタバレと感想に最終話！無料試し読みや犯人は？

陽東太郎先生の作品の鳥籠ノ番。

 

姿を消した友人・雲を捜すため
6人のクラスメイトがやってきたのは
閉園となったテーマパーク「鳥ノ森遊園地」。

 

とある噂からそこにある「鳥籠城」に
彼女がいると予想した6人はそこへ向かいますが・・・。

 

何者かによって閉じ込められた彼らの運命は――！？

 

 

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鳥籠ノ番のあらすじは？

 

高校に入学してから半年ほど経ったある日
クラスメイトの一人である白鷺雲が姿を忽然と消しました。

 

最後の目撃情報は市内で若い男と一緒にいたというもの。

 

駆け落ち、心中、誘拐・・・様々な憶測と噂が飛び交いますが
結局、彼女は見つからないままひと月が経過していました。

 

そんな雲を探すために6人の有志が集まりますが
しかしその中で黒辺銀だけは異端な存在でした。

 

人と話しているところをクラスメイトですら見たことなく
その代わり常にぶつぶつと独り言をいっている黒辺。

 

他の5人はなぜ彼が来たのかと不思議がりますが
誰もそのことを知る人はいません。

 

鳥籠ノ番

 

6人がやってきたのは閉園となったテーマパーク
「鳥ノ森遊園地」でそこにはある噂がありました。

 

それは血生臭い物ではなく「鳥籠城」と呼ばれる城に
二人で入って出てくると永遠に結ばれるというもの。

 

雲が以前そこへ行きたがっていたこと
行方不明になったときに男性と一緒だったことから
もしかするとここにいるのではないかと予想し
彼らはやってきたのです。

 

いかにも廃墟という雰囲気の「鳥籠城」へ入っていく一同。

 

そこを突き進んでいく6人でしたが
突然、何者かによって閉じ込められてしまします。

 

「ようこそ、我が『鳥籠城』へ・・・」

 

その言葉を聞いた直後、6人は
睡眠ガスにより眠らされてしまいます。

 

そして起きると謎の首輪を装着されていて・・・。

 

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鳥籠ノ番のネタバレとその後の展開は？

 

目を覚ますと二人一組で繋がる
首輪をそれぞれつけられていた6人。

 

鎖自体は簡単に外れるもののそれが外れると
不穏な警告音が鳴り響きます。

 

そしてさらに一同は目を覚ました部屋で
雲の着けていた髪飾りを見つけます。

 

状況が読めず混乱する一同。

 

そんな彼らに謎のフクロウから
幸せの青い鳥を探すように命じられます。

 

城のどこかにいる本物、私を君たちの力で見つけ出せ・・・
そうでなければこの城からは出られない。

 

意味深な言葉とルールを説明し梟はそれきり動かなくなり
こうして6人の謎のゲームが始まることになるのです。

 

しかし序盤で仲間の一人が死んでしまい
さらにはその対の相手だった男子・鵜川を助けるために
あわや黒辺が命の危機に瀕することになります。

 

そこに現れた謎の少女・・・。

 

鳥籠ノ番

 

雲とそっくりで彼女の姉を自称する雪により
なんとかその場は切り抜けますが謎はまだ山積みです。

 

しかしその中でなぜ普段クラスメイトと
ろくに交流もしないような黒辺が
雲探しの一同に加わったのかが判明します。

 

なんと黒辺は雲の彼氏だったのです。

 

しかし雲は男と消えたところを目撃されており
本来、黒辺とは全く性格は異なるタイプです。

 

誰もが黒辺は騙された遊ばれたのではと考えますが
黒辺はそれすらもわかったうえで
雲を見つけ出したいと考えていたのです。

 

突如現れた雲の姉を名乗る謎の少女・雪。

 

彼女に疑念を抱くもの仲間割れ、新たな仲間との出会い・・・。

 

様々なことが「鳥籠城」では起こりますが
それでも彼らは進んでいくしかありません。

 

戻れば死、選ばなければ死・・・。

 

彼らは既にそういう世界に足を踏み入れてしまっていたのです。

 

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鳥籠ノ番の感想は？

 

密室に閉じ込められて出られなくなっちゃった
出るためにキャラクターたちが奔走する・・・
という最近流行りのクローズド系の作品です。

 

最初はデスゲームものかな？と思ったんですが
そういうわけではなく
どちらかというと謎解きがメインでした。

 

物語の展開上どうしてもキャラクターが
死んだりという描写はありますが
そこまでグロテスクな表現はなかったです。

 

行方不明の少女・雲を探して廃墟にやってきた6人が
そこでとある陰謀に巻き込まれていく・・・
といった感じの作品です。

 

鳥籠ノ番

 

全4巻で完結ということで最初は打ち切られてしまった類の
作品かなと正直思いました。

 

ですが4巻で綺麗にオチがついてまとまっていましたね。

 

最近はデスゲームものでもそうですが
風呂敷を広げ過ぎてなにがなんやら・・・
となってしまっている作品や広げた風呂敷が
たためなくなっているようなものもよく目にします。

 

なのでそういった点からみると
非常に良作だったのではないでしょうか。

 

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