忍びの国(漫画)のネタバレと感想!映画の原作のあらすじもあり

shinobinokuni

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『のぼうの城』でお馴染みの人気作家・和田竜先生の原作小説を
坂ノ陸先生が美麗かつ迫力あるタッチと絵柄でコミカライズした
戦国戦乱忍者活劇の忍びの国。

 

人を想わず、殺戮を愛し、己の欲のみに従い、生きた者たちがいた。

 

それが“虎狼の族”と呼ばれ、秘蔵の地“伊賀”の地に潜む「伊賀忍」。

 

そんな伊賀の中にあってさえ最強と呼ばれた男・無門は
罠に陥れられ伊賀の国を救うため
天下を狙う織田軍勢と壮絶なる戦いを展開するのです。

 

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忍びの国のあらすじ!非道なる者たち

 

時は天正4(1576)年の戦国期。

 

前年には織田信長が長篠の戦いで武田軍を破り
その力を天下に知らしめようとしていたさなかの物語。

 

小国ながら大名や盟主さえいない“伊賀国”は
66もの地侍同士の小競り合いが堪えずにいました。

 

そんな地侍の1つであった下山家の砦に
別の地侍である百地家の軍勢が攻め込んできます。

 

しかし下山甲斐の次男である次郎兵衛
そして“表情の無い面”を付け戦う嫡男・平兵衛が善戦。

 

しばし互角の戦いをしていましたが
たった1人の忍びが両者の拮抗を砕きました。

 

その忍びの名は「無門(むもん)」。

 

百地家の下人ながら「その腕絶人の域」と評される忍びで
どんな強固な砦や門であろうと乗り越え
“あの者の前に門は無し”の謂れを持つほどの男です。

 

 

無門は砦の門を破ると百地から
百文の銭で次郎兵衛を殺してしまいます。

 

怒りに狂う平兵衛は無門へと襲い掛かりますが
伊賀の地侍たちの間で結ばれた
「十二家評定」により呆気なくも戦は終了。

 

先ほどまで互いに殺し合いをしていた百地と下山の両御屋形は
何事も無いように共に連れ立って行く姿に平兵衛は虚しさを覚えます。

 

それどころが死んだ弟に対する父親・甲斐の非道な態度に怒りを
そして伊賀に住まう者に何時しか憎しみを募らせるのです。

 

この平兵衛の怒りと憎しみがその後
伊賀の国に最大の危機を招きます。

 

ですがそれを阻止せんと伊賀の国
最強の忍びである無門が立ち上がるのでした。

 

最強と呼ばれた織田軍勢に対したった一人の忍びが
己が技量と知略で挑んだ痛快時代劇。

 

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忍びの国のネタバレ!伊賀の国の平兵衛と無門

 

最初の出だしを読んだ時はこの物語の主人公は
下山の嫡男“平兵衛”なのだと思われる方が多いかもしれません。

 

なぜなら第1話が平兵衛視点で語られている上
面を付けながら戦うその姿は凄まじいほどに強く伊賀の国
最強の忍び・無門と互角近くの力で戦えていたからです。

 

しかし伊賀の国に有りながら平兵衛は“変わり者”とされており
彼にとって伊賀は憎むべき存在でもありました。

 

そのため北畠信雄(織田信長の次男)が養父であった
北畠具教を殺害した際
伊賀の国は織田に従う事を伝える使者に選ばれた
平兵衛は信雄へと「伊賀攻め」を進言したのです。

 

 

一方伊賀の国では自衛のため故銭が出ないと知った下人は放散し
織田の大軍が攻め入り滅ぼされる前にと逃げ出す者が多数現れました。

 

伊賀が滅びてはと考えた無門は織田へと赴きますが
日置大膳との談判や信雄の暗殺に失敗してしまいます。

 

いよいよ始まった織田軍の伊賀攻めに
無門は自身の思い人であるお国の言葉に奮起。

 

北畠家の家宝「小茄子(茶器)」を元手に
起死回生に討って出るのです。

 

因みに小茄子とは“名物”と呼ばれる名器であり
売れば城1つを買える程の勝ちが有りました。

 

忍びの国の感想!非道であるからこそ人間らしく

 

非道で残忍な伊賀の国の中で主人公の無門も他者の命よりも銭を尊び
それどころか自身の欲望に忠実で無気力で無情に思えます。

 

ですが彼には想い人・お国がおり武家の娘であった
彼女を攫いながらも夫婦の契りさえ結べません。

 

それはお国から「四十貫を稼げるようになるまでは」と
キツく言い付けられていたからです。

 

どんな強固な砦や門さえ打ち砕く無門”が
たった一人の女性に頭が上がらない様は
何とも人間らしい姿かもしれません。

 

 

また裏切りや策略、そして様々な人の思いも交差しながらも
そこには如何ともし難い人の情や業が見え隠れするのです。

 

それは一括りで「非道」とは呼べないであろうそんな生き方しか知らず
出来ずにいた伊賀の国の者たちの“人間らしい”姿でもあるのでしょう。

 

最強の忍び・無門の活躍と共に歴史ファンを唸らせた
コミックス『忍びの国』を読んでみてはいかがですか?

 

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