さの隆先生の作品の君が僕らを悪魔と呼んだ頃。
半年間の失踪ののち今まで生きてきた
15年分の記憶を失ってしまった少年・悠介。
彼はそれでも学校に通い友達も多くいて
平和な日常を送っていた・・・はずだった。
ところが悠介の過去を知る人物が次々と現れ
秘密が明らかとなっていくにつれて
その日常は徐々に破壊されていく――・・・。
謎と暴力に満ちた衝撃のサスペンス、開幕!
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君が僕らを悪魔と呼んだ頃のあらすじは?
どこにでもいるような男子高校生・悠介。
たくさんの友達、そしてかわいい彼女・環に囲まれて
充実した高校生活を送っている彼ですが
人とは違った一面を持っていました。
それは悠介は今までの
15年分の記憶がすっぽり抜けていること。
1年前に家を出て半年間失踪し発見されたと思ったら
今までの出来事を全部忘れていた――
自分がどこの誰で今まで何をして生きてきたのか
全くわからなかったのです。
それから半年、悠介は平穏な日常を取り戻しつつあり
バイト先でもシュウという
気の許せる同学年の友人がいました。
ある日のバイト終わりにシュウに話があると言われて
一緒に帰ることになります。
シュウは中学時代のイジメの後遺症で
背中に大きな火傷の跡があって悠介はそれを見るたびに
胸が痛めつけられる思いでいました。
一緒に帰っているとシュウはその火傷のことを話し始めます。
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
当時のクラスのボス的存在に目をつけられて暴力やパシリ
カツアゲなどの標的にされていたこと
その一環でやかんの熱湯を浴びせられたこと。
そのボスの表情がいかにも楽しんでいるといった風で
悪魔のようだったこと。
その後、シュウは親に頼んで
逃げるようにその学校を転校したこと――などなど。
それを聞いていた悠介はたまらず顔をしかめていました。
ところが平穏な生活を手に入れていたはずの
シュウの前にそのボスが現れたというのです。
そしてシュウが口にしたその名前は――・・・
「斎藤悠介」、目の前にいる悠介の名前だったのです。
次の瞬間、悠介はシュウに殴り飛ばされていました。
シュウによると悠介が記憶を失う前は
暴力や強姦なんでもありのイジメグループのボスで
さらには殺人までしているといいます。
シュウは怒りに任せて悠介を殴る蹴るし
全部忘れているなんて許せない
お前は未来永劫、過去に復讐され続けるんだ――
と吐き捨てるように言います。
そこで悠介の意識は途切れてしまうのです。
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君が僕らを悪魔と呼んだ頃のネタバレとその後の展開は?
今までの15年間の記憶を失ってしまった少年・悠介。
そんな彼の前に過去を知る人物が現れます。
友人だと思っていたバイト先の同級生・シュウに
自分をイジメていたのは悠介だと言われ愕然とします。
自分はかつて悪魔と言われるほどひどい人物だった――
にわかには信じがたい事実に
悠介は自分の過去を探し始めます。
母親からすれば自分は成績優秀でスポーツ万能
誰からも頼りにされるリーダー的存在だったらしいですが
それも自分が騙していたからなのか・・・。
ふとしたときに頭をよぎる誰かを殺しているかのような
暴力的な白昼夢は真実の出来事なのか・・・。
翌日、自分の過去を知るという同級生
会澤が接触してきます。
その右手には、かつて悠介に開けられたという
大きな穴があって当然覚えていない悠介は
記憶がないと突っぱねます。
また中学時代に悠介と
体の関係を持ったという女子2人組が現れ
それを彼女である環に知られてしまうのです。
悠介は逃げるようにその場を離れますが
家に帰ると先ほどの会澤が訪ねてきていました。
かつて親友だったという会澤は悠介に過去を知り
記憶を取り戻す手助けをすると言います。
そして会澤は過去の悠介がしてきた悪事を語りますが
悠介は何一つ思い出せません。
自分の過去のせいで周囲に危害が及ぶことを知った悠介は
環との別れを決意するのです。
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
過去を思い出すために協力し合うことになった悠介と会澤は
昔たまり場にしていたという廃校舎に向かいます。
その場所こそ白昼夢に出てくる
悠介の記憶につながる場所でした。
会澤は中学時代に悠介と
ありとあらゆる悪い遊びをしていたとのことで
悠介がその際の写真やビデオなどの
物証を隠し持っていたと言います。
その物証が万が一にでも他人の手に渡り流出すれば
自分たちの人生が終わってしまう。
会澤の狙いとは悠介にその隠し場所を
思い出してもらうことであり
それまでは悠介のことは自分が守ると言いました。
ですが悠介が殺人を犯しているらしいということは
会澤も知りませんでした。
少なくとも会澤らとつるんでいた頃ではなく
おそらく失踪していた半年間の
出来事なのではないかと推測します。
廃校舎の教室は悠介が夢に見ていた場所そのもので
そこには血痕も残されていました。
やはり自分は人を殺しているのか・・・!?
そこから悠介の記憶を取り戻すため
会澤は荒療治とも言える行動をとり始めます。
一巻後半~ラストには
驚きの展開が次々と待ち受けています。
果たして悠介が殺してしまった人物とは?
悪魔のような性格だった悠介が
どうして心優しい少年になったのか?
詳しい内容はぜひ実際に読んで確かめてみてください!!
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君が僕らを悪魔と呼んだ頃の感想は?
主人公が記憶喪失・・・
なおかつ昔はとんでもない
不良グループのリーダー格だったという
衝撃的な展開で幕を開けた本作。
早くも続きが読みたくて仕方がなくなるほど
この物語の虜になってしまいました。
所々で挟まれる悠介の昔の記憶・・・。
それはナイフを振りかざして
誰かを殺めているような描写が印象的ですが
やはり悠介は人を殺してしまっているのでしょうか?
昔を知っている人物が次々と悠介の前に現れますが
今の悠介は彼らが言っているような人物とは
全くかけ離れているのも事実。
どうして記憶を失ってしまったのかというところも謎ですが
発見のされ方が妙だったというのも気になります。
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
いじめ被害者に拉致されて
仕返しを受けていたのでは?という見方もできますが
それなら殺されていても
不思議ではないのでそれもまた謎ですよね。
そして会澤の存在も物語に重要な影響を与えそうです。
個人的には悠介よりも会澤のほうがヤバい気がします。
雰囲気から昔悠介に手に穴を開けられたことを
淡々と話すところとか
驚くほど頭が切れて隙がなさそうなところとか。
この2人が手を組んでしていた犯罪とはどんなものなのか
想像するだけでも恐ろしいです。
ミステリー、サスペンス
そしてホラー的な要素も兼ね備えた本作。
まだ一巻ですがとても面白いので是非とも読んでみてください!!
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君が僕らを悪魔と呼んだ頃の2巻のネタバレ!
廃校者に忍び込んできたカップルを監禁し
環を守るために女性を犯そうてしたそのとき・・・
悠介の脳裏にある記憶が鮮明に蘇りました。
彼がその場所で殺したかもしれない相手
それはかつて彼がいじめ抜いたクラスメイト
そして彼が交際をしていた?
クラスメイトの一ノ瀬明里だったのです。
だけど、彼が思い出せたのは周りに内緒で
明里と付き合っていたということだけ。
なぜあんなにも酷い目に合わせた女と
付き合っていたのか・・・。
そしてそこまでして大切にしていた彼女を
なぜ殺してしまったのか・・・。
また今明里はどこにいるのか
わからないことだらけなのです。
記憶の意図を辿るために向かった明里の家で
彼女のおばあさんから話を聞くと
明里は行方不明のまま
今に至るとのことでした。
死体もまだ見つかっておらず
明里の帰りを信じている家族。
悠介たちに輪姦され子どもを下ろした彼女は
学校を休み静かに自宅で暮らす
そんな生活を送っていました。
そんな彼女を訪ねていたかつての悠介は
明里とあるゲームをしていました。
それは彼女の部屋で2人きりで会うこと。
他愛もない会話で時間を潰す2人でしたが
その間には常に緊張感が漂っていました。
いつ復習してもおかしくない女と
いつ殺されてもおかしくない男が
まるで何事もなかったかのように談笑。
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
そんなピリピリしたゲームにハマった悠介は
毎日彼女の部屋に通うようになり
いつしか彼女に惹かれて行きます。
そして、もし彼女が死ぬことになったら
花畑に植えてほしいと
そう頼まれていた伝言を思い出し
廃校舎の花壇へと向かう悠介。
そこには一体の死体が埋まっていました。
まだ腐りかけていたその死体は
明らかに男性のもの。
身元不明のその死体の脇には
悠介たちが探し求めていた
証拠品が埋まっていました。
つまり、この正体不明の男性は悠介たちと
なんらの関係があることになります。
少しずつ明らかになる過去の記憶。
そんな過去に向き合おうと決意し始めた矢先
彼の大切な人が危険にさらされることに!
これから悠介は大切な人を守りながら
自分の過去を取り戻していくことが
できるのでしょうか・・・。
そして全てを思い出したとき
その過去を受け止めることが
できるのでしょうか・・・?