友藤結先生の作品の贄姫と獣の王。
生け贄になるため育てられていた人間の少女
サリフィが出会ったのは
1人で秘密を抱え続ける虚構の王でした。
決して相容れない人間と魔族、2つの種族。
果たして生け贄だった少女と王によって
通じ合うことはできるのか――?!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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贄姫と獣の王のあらすじは?
人間の住まう国とは別に存在する魔族の国。
99人目の生け贄として連れてこられたサリフィでしたが
恐ろしい姿の魔族の王を前にしても恐れる素振りすらありません。
魔族の王が生け贄を喰らう供儀が行われるのは
魔族の国・オズマルゴの空に漂う瘴気が晴れる“天啓“の夜。
サリフィは王様の気紛れで
その日まで傍におかれることになります。
贄姫と獣の王
魔族の王が人間のしかも生け贄の娘を好きにさせていると
城にいる魔族の者たちは騒ぎ立てます。
自由に城中を歩き回っていたサリフィに
部屋から出ないようにと半ばサリフィを脅す王様ですが
彼女は恐くないと言います。
サリフィにとって一番恐ろしいのは
ある日自分を見た両親の視線。
雷鳴が轟く夜、自分の名前が古い言葉で
生け贄や犠牲を意味すると知ったサリフィは
自分がそのために拾われてきた
子どもだったと知ることになったのです。
そんなサリフィを哀れだと称した王様は
少しずつ彼女を労るようになるのです・・・。
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贄姫と獣の王のネタバレとその後の展開は?
そしてやって来た“天啓“の夜。
綺麗な衣装をまとい地下にある祭壇の間へ入った
サリフィを待っていたのは
王様の命を狙った刺客だったのです。
襲われたサリフィですが彼女を守って戦った
フードの男が獣姿だった王様だと気付きます。
そんなサリフィに王様は自らの秘密を打ち明けました。
そして“天啓“の夜が明けると王様はあろうことか
サリフィを妃に迎えることを宣言します。
そしてサリフィは名前のない王様に
勇敢な心という意味の
“レオンハート“と名前をつけたのでした。
王様の傍で暮らすようになったサリフィでしたが
そのせいで魔族の面々と衝突する王様はピリピリしています。
そのことを憂いたサリフィは
造花を作って王様を和ませようとします。
王様はそんなサリフィの心遣いに癒されていくのでした。
しかし魔族の面々に妃としてサリフィをお披露目する
パーティーで事件が起こります。
贄姫と獣の王
人間のサリフィをよく思わない爬虫族の1人が
サリフィをわざと転倒させました。
そのことに激怒した王様でしたが
そんな王様を止めたのは誰でもないサリフィだったのです。
王様の隣に胸を張って立つために
魔族のことを知ろうと励むサリフィでしたが
あるとき倒れてしまいます。
それはオズマルゴに充満する瘴気にあたってしまった
サリフィを救うため王様は力を尽くします。
対策を見つけまたオズマルゴで暮らし始めたサリフィでしたが
彼女を快く思わない宰相・アヌビスの画策により試練が訪れます。
魔族の由緒ある姫たちが集められ
サリフィは自分は王妃になりたいわけではないと
王様に姫たちと会うよう進言するのですが
王様の怒りを買ってしまいます。
しかしそのことでサリフィは
王様の隣にいるのは自分がいいと再認識することに。
側室候補として来た爬虫族のアミト姫が
友人として傍に残ってくれることにもなり
味方を増やしたサリフィでしたが
その裏でアヌビスがまた画策をしようとしていました。
サリフィが魔族に受け入れられ
レオンハートの正妃となれる日は来るのでしょうか――?
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贄姫と獣の王の感想は?
王様が最初恐かったのですがだんだん可愛く見えてきます。
人間姿の王様もかっこいいですね。
加えて巻末におまけとして描かれている
ミニマンガも可愛いです。
贄姫と獣の王
人間を認めない魔族の人たちですがサリフィの人柄に触れ
徐々に変わっていく人たちが増えていきます。
しかしサリフィが正妃となるにはまだまだ前途多難。
サリフィとレオンハートの恋物語が
どうなっていくのか楽しみです!
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