萩尾彬先生の作品の結婚×レンアイ。
一つ屋根の下でずっと一緒に暮らしていた義弟の誠(18歳)と
再婚することになった未亡人の詩保(29歳)。
だけど詩保はまだ9年前に死に別れた夫の護を
忘れることができなくて
誠と新婚初夜を迎えることすら
ハードルが高すぎて無理かも――!?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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結婚×レンアイ。のあらすじは?
20歳で結婚した詩保は結婚式の3日後に事故で夫の護を失い
まだ小学生だった護の弟・誠と
2人だけで生活していくことになります。
それから9年後――。
小学生だった誠は18歳になり進路について相談があると言って
なんと婚姻届を持ってきたのです。
半ば脅しとも取れる誠の言葉と押しの強さに負けて
詩保は婚姻届にサインしめでたく未成年と再婚することに・・・!
とはいえ弟として可愛がっていた誠のことを
いきなり夫としてみるのはかなり難しいことでした。
11歳も年下のイケメン高校生と29歳で未亡人の自分が
夫婦というのは世間体も気になるところ。
親友のミツに再婚したことを打ち明けると祝福してくれたものの
合コンのセッティングを頼まれてしまい
既婚なのに合コンの席へ出ることになってしまいます。
詩保が隠し事をしていることに気づいた誠は
夫に隠し事かと問いただそうとするのですが
詩保は誠のことを子ども扱いするのでした。
誠は形だけの結婚ではなく子どもを作り
しっかりと家庭を築いていくビジョンを持っているのですが
詩保の左手の薬指には未だに死に別れてしまった
護からの結婚指輪がはめられたままだったのです。
結婚×レンアイ。
モヤモヤした気持ちのまま合コンの席に
参加することになった詩保はぼんやりしているうちに
うっかりお持ち帰りされそうになってしまいます。
そのとき助けに現れたのは出会ったばかりの頃は
とても小さかった男の子・・・誠でした。
誠は妻に手を出すなと男を追い払い詩保を連れ帰ります。
小さかったはずの男の子はいつの間にか
頼もしい男の人になっていたのです。
大人になった誠との関係を確かめたいと思った詩保は
帰宅してすぐベッドに押し倒されされるがままになるのですが・・・。
翌朝、酔っ払っていた詩保は朝チュンで目覚めるのですが
その横には裸の誠が――・・・!
でも何があったのか覚えていないなんて嘘でしょう!?
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結婚×レンアイ。のネタバレとその後の展開は?
誠と夫婦になっても実感が持てず
保護者的立場からなかなか脱却できない詩保は
相変わらず護のことを忘れることができません。
結婚式からわずか3日後に夫を亡くしてしまった
詩保の心の傷は深く誠との関係にも
心のどこかで怯えていたのです。
大切な人が突然いなくなってしまうかもしれない・・・
普段は明るくて能天気に過ごしていますが
ふとしたことで詩保の心の傷が
フラッシュバックすることに気づいていた誠は
兄・護への嫉妬心に苦しめられることもありました。
しかし詩保は少しずつ弟ではなく
異性として誠と向き合っていくように。
誠のことが好きと言えるようになってきた詩保は
ずっとお預け状態だった新婚初夜をついに迎えることに!
結婚×レンアイ。
しかし護との夢を見てしまい誠との関係に
また後ろ向きになってしまいます。
誠のことが好きなのに護のことを忘れることができず
詩保は悩み誠は護への嫉妬心と
対抗心に苛まれてしまうことに・・・。
酔っ払って無防備な詩保の姿を前に
我慢の糸が切れてしまった誠は
ついに思いの丈をぶつけてしまう――!?
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結婚×レンアイ。の感想は?
ドキドキの未亡人×義弟モノです。
詩保も誠も両思いなのにどうしてスムーズにいかないんだ!と
もどかしいのですが不思議とイライラすることはありません。
誰も悪くないのに上手くいかない感じが少し切ないのですが
ラブコメ要素の方が強くシリアスも少ない方だと思います。
未亡人と義弟の再婚なんて昼ドラみたいな設定ですが
ドロドロ感はほとんどありません。
結婚×レンアイ。
誠が詩保と結婚しようと思った理由は護と結婚したときのような
「詩保さんの幸せそうな笑顔がみたかった」からだそうで
小学生の頃から詩保のことが好きだったようです。
長年の片思いから詩保のためにお料理スキルを身につけ
20歳で小学生の保護者になった詩保が
周囲の人に悪く言われないように成績も上位をキープ・・・
尽くしまくっていますね。
詩保曰く普段はベタベタに甘くて優しいのに
マッサージのときはドSになる誠が
今後詩保さんにどうやって迫っていくのか楽しみです。
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