桜小路かのこ先生の作品の鈴ちゃんの猫。
鈴の飼い猫であるイチは鈴のことが大好き。
鈴の両親が栄転で引っ越すことになる前はいつも一緒で
はちみつみたいに甘い日々を過ごしていました。
しかし鈴を置いて両親が引っ越したことにより
父の友達の家族の元に鈴とイチは預けられることに・・・。
そこにはイチにとっての悪魔がいて・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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鈴ちゃんの猫のあらすじは?
鈴の飼い猫であるイチは鈴のことが大大大好き。
最近まではいつも一緒にいてイチにとっては
最高の日々を過ごしていました。
しかし鈴の両親が父の栄転により引っ越すことになり
高校に行かなければならない鈴はイチと一緒に
父の友達の家に居候することになります。
そこには聡一郎という鈴と同年代の男の子がいて
鈴はその男の子が気になるあまり
今まで忘れることのなかったイチのエサを忘れる始末。
聡一郎も鈴と同様で鈴のことが気になって仕方ありません。
それが気に入らないイチは
聡一郎に思いっきり嫌がらせをしようと
部屋を荒したりひっかいたりと実力行使。
鈴ちゃんの猫
イチは鈴からイチが悪いことばかりすると
聡一郎に嫌われるからいい子にしているよう
お願されますが聞く耳を持ちません。
もう一度聡一郎の部屋を荒したところで
鈴から怒られたイチはいじけて
テレビ台の下に入ってしまいますが
運悪く家族の誰かがテレビ台の下のドアを閉めてしまい
閉じ込められてしまうのでした。
何とか外に出ようともがいていると
鈴のイチを探す声が聞こえてきてその声に喜ぶイチ。
ですが鈴と一緒にイチを探している聡一郎が
いい雰囲気になっているのを見てテレビ台の下で暴れます。
そしてテレビ台の下に閉じ込められているところを
助けてもらったイチですが・・・。
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鈴ちゃんの猫のネタバレとその後の展開は?
それからも聡一郎と鈴の中を邪魔しているイチでしたが
どんどん2人が仲良くなっていくのがとても気に入りません。
ある日、トイレに行こうとしたイチは偶然
聡一郎の部屋のドアが少し
開いているのに気づき忍び込みます。
とても気持ちよさそうにしている聡一郎にイラついたイチは
聡一郎の顔をひっかいてやろうと試みますが
ぎりぎりのところで鈴に気付かれてしまいます。
捕まりそうになったイチは逃げますが
鈴は捕まえようとしていた勢いのまま
聡一郎のベッドに飛び込んでしまい
聡一郎が目を覚ましてしまいます。
その後、自分の部屋に逃げ帰った鈴ですが
夜中に部屋に忍び込む変な子だと思われたと泣いています。
イチはそんな鈴を見て最初はこれで聡一郎と
仲が悪くなればいいとそう喜んでいましたが
泣いている鈴の顔を見ているうちに罪悪感が・・・。
鈴ちゃんの猫
なぜかモヤモヤしてきたイチは憂さ晴らしに
聡一郎の部屋を荒しますがそこできらきら光る
きれいなものを見つけます。
これを鈴にあげればきっと喜んでくれると思った鈴は
そのきれいなものを隠してしまいその後、聡一郎は
そのきれいなものが無くなっているのに気づきます。
話によると祖母の形見で好きな人ができたら
あげなさいと言われていた大事なものとのこと。
きっとイチの仕業だと思った鈴は
自分も探すと言うものの拒否され
その時、聡一郎がイチの尻尾を踏んでしまい
イチは怒って聡一郎の足を噛みますが
鈴に悪いことばかりするなら
この家から出て行ってと言われてしまい・・・。
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鈴ちゃんの猫の感想は?
本作を読んでイチも鈴のことが大好きで
鈴もイチのことが大好きで
とても仲の良い1人と1匹だなと思いました。
そんな大好きな鈴が他の人に
夢中になっている姿を見たイチは
とても嫉妬しただろうなと思います。
鈴の思いが行動に現れていて
とても面白いと思いましたし
猫目線で書かれている本なので
違う感覚で見ることができました。
鈴ちゃんの猫
そんなイチも友達に預けられたり
好きな猫ができたりと
いろいろな体験をしていくことで
どんどん変わっているように思います。
聡一郎と鈴は両想いとなってしまった今
イチに太刀打ちできる術はあるのか・・・
イチがどんな行動を起こしていくのか
とても楽しみです。
今後、鈴と聡一郎とイチの三角関係が
どうなっていくのかこれからの展開に期待です。
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