寄田みゆき先生の作品の源博士の異常な××。
住むところもなく、お金もなく
今まで不遇な人生を送ってきた丸山みのり。
真冬の路上で野垂れ死に寸前の彼女を救ったのは
何やら怪しい研究を行っている脳科学者・源義行だった。
みのりは食事と寝る場所の提供を受ける代わりに
源博士の脳の研究に協力することになるが・・・?
超天才脳科学者とその仲間たちが繰り広げる脳科学コメディ!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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源博士の異常な××のあらすじは?
吹雪の中、住むところも食べるものさえなく
ホームレス状態になってしまった女子・丸山みのり。
どうして自分はこんなに不幸なのか――
そんな彼女に声をかける人物が。
いよいよ死神が現われたそう思ったみのりに
その人物はこう言ってきて・・・。
「私がキミを幸せにしてあげるから」
目が覚めるとみのりは見知らぬ
怪しい人たちに覗き込まれていました。
みのりが目を覚ましたのを確認した彼らは
ブドウ糖投与だの脳波に異常は見られないだのと
何やら訳の分からない言葉を発しています。
中でもボス的存在らしい男性はみのりに声をかけた人物で
大学の准教授で脳科学者である源義行と名乗りました。
源准教授率いる研究チームは
「脳を変えれば人は幸せになれる」ことを
証明する実験を行っていました。
源博士の異常な××
そして彼から脳の研究に協力してほしいと
そう言われたみのりはバイト料と食事
そして寝泊まりする部屋を用意するという言葉につられて
実験台になることを決めるのでした。
幼い頃に両親を亡くし身寄りのない彼女は施設に入れられ
学校でもいじめに会ったりと不遇な毎日を過ごしてきました。
どうかここではいじめられたりしませんように――
そう思っていましたが彼女に用意された食事は
見たこともない豪華なものでした。
しかしみのりは筋金入りのネガティブ思考の持ち主で
いい思いをしたらそのぶん不幸が起こりそうだと
なかなか手をつけません。
研究者たちはみのりを幸せにするために
あの手この手を使って実験をしていきます。
幸せホルモンと言われるセロトニンという
物質を出すために日光浴やフラダンスをしたり
リラックス効果のある入浴をしてみたり・・・。
源准教授とその研究室のメンバーたちと関わることで
みのりは徐々に人生の楽しさを知っていくのですが・・・。
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源博士の異常な××のネタバレとその後の展開は?
「脳を変えれば人は幸せになれる」ことを証明するため
最強不幸少女・みのりを実験台にして
日夜研究に明け暮れる若き大学准教授・源義行。
彼の考え方に賛同する研究室メンバーたちとともに
みのりを幸せにするべく奮闘していきます。
なぜ源准教授が脳についての研究をするようになったのか
その理由も語られます。
源准教授が子供の頃、心臓病専門の名医だった
祖父が認知症を発症。
周囲はそんな祖父の様子に脳が壊れてしまった
などと言って落胆の声をあげました。
しかし源准教授にはそうは思えず
残り少ない人生を有意義なものにするために
自ら認知症を引き起こしたんじゃないのか――
子どもながらにそう思ったのでした。
源准教授は脳は人を幸せにするために存在すること
人は誰でも幸せになれるということを証明するために
脳の研究に没頭するようになったのです。
そんな彼の思いを知ったみのりは
徐々に気持ちが前向きになり
自ら行動を起こすようになります。
実験前は底辺だったセロトニンの量も安定し
いよいよ実験期間の1ヶ月が過ぎようとしていました。
源准教授は最後に最高のフィナーレを見せてやると
何やら企んでいる様子。
源博士の異常な××
そして最終日。
研究もこれで終わりというとき
源准教授から渡されたのは
これまでのバイト料100万円でした。
あまりにも高額な報酬を受け取って人生の再スタート。
みのりが大喜びするかと思いきや
彼女の目からは大粒の涙が・・・。
みのりは嬉しさよりも研究室の皆と
別れるのが寂しいと言って泣いたのです。
最後の最後に実験が失敗したことを
痛感した源准教授。
もっと実験をしなければとみのりを研究所の
秘書兼専属実験体に任命するのでした。
それからというもの個性的な研究室のメンバーとともに
研究室ライフを送ることになったみのり。
ぶっきらぼうで口が悪い博士研究員・青木
ナイスバディで研究室の「影のドン」・白石
煎餅屋の息子で源准教授を崇拝する赤井
タイからの留学生・チャーン。
みのりは時に彼らの悩みを聞いたり
手助けしたりして交流を深めていきます。
中でも源准教授の脳に対する思いはオタクレベルで
周囲を振り回すとんでもない行動をすることも。
さらにみのりがかつてのいじめのトラウマに立ち向かう場面や
源准教授が大学内の圧力と戦うエピソードもあり
様々な「脳」のしくみに関する面白い出来事が満載。
彼らの研究はどこまで突き進んでいくのでしょうか?
イケメン天才脳科学者の研究に興味のある方は
ぜひ、彼の研究室を覗いてみては?
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源博士の異常な××の感想は?
サスペンスから恋愛まで幅広い作風で知られる
寄田みゆき先生の作品です。
今作は全編コメディタッチで進み
イケメン脳科学者と彼を取り巻く研究員たちの物語が
面白おかしく描かれています。
思わず笑ってしまうエピソードの中にも
考えさせられる言葉があったりして
非常に興味深く読みました。
序盤はみのりが不幸すぎてどうなるのかと思いきや
意外とすぐに研究室メンバーたちと打ち解け幸せホルモンが活発に。
源博士の異常な××
その後は徐々にみのりも行動的になり
今度は自ら行動し逆にメンバーたちを
手助けするまでに成長していきます。
自分自身も壮絶ないじめに遭った経験があるからこそ
人に寄り添うことができる心優しい女の子なんだと思いました。
特に注目していたのは源准教授とみのりの関係ですが
准教授がイケメンであるにもかかわらず
相当な変人であるためにどうなるのか?というところです。
絵は綺麗で読みやすく3巻完結で一気に読めますので
気になった方はぜひ読んで頂きたいです。
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