大海とむ先生の作品のミッドナイト・セクレタリ。
食器メーカー・トーマの常務・当麻杏平の秘書になった花夜。
仕事ぶりは非常に優秀ながらもひっつめた髪に
味気ない眼鏡、お堅い風貌の彼女は
ある日、杏平のとんでもない秘密を知ってしまいます。
やり手の常務である杏平は実は吸血鬼で・・・!?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ミッドナイト・セクレタリのあらすじは?
ある日食器メーカー・トーマの常務である
当麻杏平の秘書になった花夜。
仕事場にも女性を連れ込むほど女性にだらしない彼は
仕事ぶりは優秀ですが出勤が遅いため
深夜まで業務に付き合わされたりと
秘書が長続きしないことで有名でした。
そんな彼の担当になった花夜。
仕事ぶりは非常に優秀な彼女ですが女好きの杏平は
ひっつめ髪に味気ない眼鏡という見た目の
花夜を一目見るなり連れて帰れと一刀両断。
しかし花夜は容姿が恵まれていないことは認めつつも
使ってもらわないうちに
使えないと言われるのは遺憾だと彼に提案。
その言葉通り杏平から与えられる無茶ぶりともいえる
仕事量を淡々とこなしていく花夜。
ミッドナイト・セクレタリ
しかし彼女は優秀で芯が強いだけで中身は普通の女性。
その横柄さと奔放な女関係に
杏平のことを最低な男だと憤ります。
彼女の愚痴を聞いてくれるのは
女手一つで自分のことを育ててくれた母親のみ。
その母親は花夜に同情をしながらも
本当は愛らしい外見ながらも髪をひっつめ伊達眼鏡をかける娘に
外見が可愛いのにもったいないと苦笑いします。
花夜は自分が童顔なことをひどく気にしており
秘書は仕事ができないように見えてはいけないのだと
そのスタイルを崩そうとしません。
そんなある日、花夜はふとあることに気が付きます。
杏平に会いに来ている女性はいつもいつも
足腰が立たず蕩け顔で明らかに事後にもかかわらず
その顔色が酷く悪かったことに・・・。
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ミッドナイト・セクレタリのネタバレとその後の展開は?
杏平に会いに来ている女性の様子が
いつもおかしなことに気付いてしまった花夜。
まさか変な薬か何かを使っているのではないかと
彼女は疑念を持ち彼の周囲を調べ始めます。
そうして彼女が目撃したのは
女性の血を吸っている杏平の姿。
猟奇殺人、異常犯罪者・・・
様々な憶測が花夜の脳裏をかすめますが
杏平の正体は実は吸血鬼だったのです。
女性の血は吸うものの殺人なんて
馬鹿な真似はしないという杏平。
しかし週に数度は食事・・・
吸血が必要になるのだと言います。
そして秘密を知ってしまったからには
花夜には今後「吸血鬼」としての面も
サポートしてもらうと彼は命じてきたのです。
母を盾に脅されその提案を受け入れるしかない花夜。
ミッドナイト・セクレタリ
しかし杏平は極上の女の血しか吸わないと
彼女自体には見向きもしません。
こうして不本意ながらも
吸血鬼の秘書となってしまった花夜。
多少の動揺はあるものの仕事だと割り切り
まさに公私ともに彼のサポートに奔走するように。
十字架も銀もにんにくも平気
しかし日光にはあまり強くはない。
ほとんど吸血鬼には見えない彼に
花夜もすっかり安心しますが
ある日クリスチャンの信仰心に
当てられている姿を目撃してしまいます。
削り取られた生命力を補給させるべく
初めて杏平に吸血をされることになります。
あくまで仕事として秘書として
行為を受け入れたはずの花夜でしたが
その時の痺れるような快楽が
忘れられなくなってしまいます。
そしてそれは杏平も一緒のようで・・・。
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ミッドナイト・セクレタリの感想は?
現代に生きる吸血鬼とその秘書になってしまった堅物の女性という
オフィスラブとファンタジーを織り交ぜたようなお話。
設定自体はよくある感じの作品なんですが
本作はヒロインの花夜がとにかくたくましく
凛とした佇まいが素敵な女性なので非常に好感が持てます。
こういった類の設定だと大体女性側が
すごく卑屈だったりするパターンが多くて
途中げんなりさせられることもよくあります。
ですが本作はそういったこともなく
最後まで楽しく読むことができました。
ミッドナイト・セクレタリ
巷ではツンデレ×ツンデレの恋と言われているようですが
なるほどという感じです。(笑)
真面目で堅物な外見の花夜が吸血の時に見せる
色っぽい仕草や表情にドキドキさせられます。
お互いがお互いに惹かれていく様子も
すごく自然で違和感なく読むことができました。
後半は吸血鬼特有の事情で
ちょっとハラハラさせられる展開もありましたが
きちんとハッピーエンドでまとまっていました。
完結はしていますが続きが描けそうな
そんな雰囲気で締められていたので
続編が出るのかな?とちょっと期待しています。
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