やるせない女のネタバレや感想は？ダイエットあるある満載作品！

とにかく痩せたいけどでも食べたい！という、女子にアルアルな感じの、ぬまじりよしみ先生の作品。

 

誘惑にも負けずに頑張っていく芙美。

 

同僚に邪魔をされたりするのですが、芙美のダイエットは成功するのでしょうか・・・。

 

そして、二股をかけられ捨てられた芙美に、幸せはやってくるのでしょうか・・・。

 

 

 

やるせない女のあらすじは？主人公は61キロのオデブちゃん

 

OA機器メーカーの事務職のOLの豊平 芙美は25歳で61キロ。

 

本人も自覚ありの「オデブ」ちゃんです。

 

ある日、彼氏の正博とのいつも通りのセックスの最中に、一連の動作で上から下へのはずが・・・。

 

やるせない女

 

お腹の肉で止まり、モロに揉まれます。

 

中年のオババンの様で萎えるとはっきり言われ、それを芙美は目の当たりにします。

 

しかし、芙美にも正博が忙しいからとデートしてくれないからつまらなくて、ついつい食べ過ぎてしまうという言い訳があるも、嫌われたくない気持ちから言えずじまいになります。

 

どうにか事を終えてラブホテルから出てくるも、周りは細い女性ばかり(40キロ台？)で羨ましく思い、痩せなくちゃと思う芙美ですが・・・。

 

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やるせない女のネタバレ！

 

芙美の自宅は、帰れば父、母、兄弟と何かしら食べながらテレビを観ている様な家族環境の、宿命のオデブファミリー。

 

しかも、芙美は服もデパート等で買うのではなく、アメリカサイズを海外から通販で取り寄せ、海外ものに安心しきってしまうようなダメさ。

 

挙げ句の果てには、少し太ってきたしいつも12号だから次は14号で！なんて、2号も飛ばすような自分に対する甘さです。

 

そして、会社に行けば出張ばかりの営業さんからのお土産物に舌鼓を・・・と、どうにかダイエットを思い出し我慢します。

 

そんなある日、正博からいつも会うような場所とはと違う、ホテルのティールームに呼び出され、プロポーズかと思いきや別れ話をされてしまいます。

 

思いっきり取り乱し、大声で20キロ痩せるからと叫ぶ芙美――。

 

やるせない女

 

しかし、正博は他に好きな人がいると言います。

 

そして、自分と芙美とは価値観が違うし、自分には君を幸せにできないと・・・。

 

結果的に自分が幸せになれないと言い切ります。

 

うちひしがれながら帰るも、頭の奥底には絶対相手の女性は、私より痩せている・・・と考えるのです。

 

友人宅で泣きながら愚痴り食べまくる芙美。

 

友人も正博はクズだと言いながらも、出会いの間口を広げるためには、もう少し痩せるべきだと言います。

 

次の日の会社で、デートに良いとレストランを紹介されるも、自分がオデブだから振られたんだと思われるのが嫌な芙美は、別れたことを言えません。

 

「オデブだけど彼氏がいる。」

 

この事実で今までやってこれたと、更に落ち込みます。

 

そして、正直に言えない現実と振られた現実と痩せない現状に、どんどんストレスを感じて夜中も眠れずにコンビニへ行き食べ物を買い、更に食べるという負のスパイラルにはまっていきます。

 

しかし、そんな芙美を、甘いものは食べずジム通いのナルシストで、いけすかないと思っていた健康の代名詞的な
後輩男性の深大寺が、アドバイスをして助けてくれます。

 

同僚で30キロ台のスラリとした鹿取ちゃんに邪魔されながらも、芙美はダイエットを頑張ります。

 

そして芙美は深大寺と・・・。

 

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やるせない女の感想は？

 

ああ、わかる・・・と、読んで率直に思いました。

 

今も昔も世の中の大半の女性が、ダイエットをしたことがあると思います。

 

食べたいけど痩せたい・・・、この矛盾はかなり辛いしストレスです。

 

やるせない女

 

痩せたきゃ食べずに運動をすれば良いと言う人もいますが、それが出来ればダイエットなんて世の中に必要ない！と思います。

 

「痩せていれば美しい。」

 

絶対そうだとは言えませんが、8割は正解な気がします。

 

ただし、肌や骨がボロボロはNGですね。

 

服だって芙美が言うように、デパートやショップの物は細い！

 

それにしても、正博のベッドの中での友達の話は、絶対友達とか言いながらも、正博の事だなぁと思いました。

 

しかも、別れる言い訳が自分が幸せになれないって・・・正直すぎます。

 

そんな二股男と別れて、更に年下と上手くいってハッピーエンド。

 

芙美がちょっと羨ましい感じのお話でした。

 

すっごく女子のアルアルな感じの体験が描かれているので、自分の体験と比べながら読めるかもしれません。

 

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