キリエ 先生の作品のエドモアゼル。
華のお江戸は吉原の名うての女郎・お仙。
彼女はひょんなことから平成の世にタイムスリップしてしまい
共にタイムスリップしてきた仲間たちとともに平成の住人たちを巻き込んでゆく。
遊郭で磨いた花魁テクと気風の良さで平成の日本男児たちがメロメロに!?
爆笑あり哀愁あり、ときに涙あり・・・
ありそうでなかった新感覚のドタバタラブ・コメディが登場!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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江戸モアゼルのあらすじは?
江戸の遊郭で働く売れっ子女郎・仙夏。
平吉にせかされながらも次の客のところへ向かおうとしたとき
後輩女郎の寿乃が駆けてきました。
どうやらこの寿乃、今日遊郭デビューだったにもかかわらず
怖くなって客から逃げ出してきたのだといいます。
助けを求めて仙夏にすがる寿乃とそれに巻き込まれた平吉は
揉み合いながら近くの障子を突き破り――・・・。
次の瞬間、あろうことか3人の目の前には別世界が広がっていたのです。
立ち並ぶ高層ビルに車のエンジン音・・・
なんと3人は平成にタイムスリップしてしまったのでした。
それから一ヶ月後――・・・。
江戸モアゼル
住むところがようやく見つかった仙夏は
平成の世の中に戸惑いながらもコンビニでバイトを始めていました。
コンビニの制服に髪型は女郎のときのままという出で立ちで
来る客たちを驚かせていましたが本人はいたって真面目。
ときおり昔のクセで煙管を差し出してしまったり
自動ドアに慣れずぶつかってしまったりしてしまいます。
江戸から飛び出してきたかのような仙夏の姿が珍しいのか
人々はしきりに彼女に写真を求めてきます。
あの「しゃめ」と言いつつ向けてくるあの札はなんなんだろうね・・・。
仙夏には見るものすべてが珍しくそして恐怖でした。
一方寿乃といえばもうすっかりなじんでいて
日に日に平成の人になっていきました。
若さで順応が早いのかそれとも遊郭で
押さえつけられた生活を送っていた反動からか・・・
もうすでに「洋服」も着こなしている様子。
平吉は外に出た途端に職質されたり
こちらも写真を撮る人たちに囲まれたりで
江戸に帰りたいとぼやいていました。
そんなある日、仙夏たちは寿乃の仕事ぶりを見学したいと言い出し
バイト先のメイドカフェへやってきます。
そこで仙夏たちは見たこともない平成の接客を学び
何も知らない他の客たちに勝手に接客を始め
遊郭仕込みの仙夏の色香にやられる男性客が続出することに。
結局寿乃も含め説教された仙夏たちは肩を落として帰っていくのでした。
さらにはコンビニのバイト以外にも着ぐるみショウや
警備のバイトまで掛け持ちし始めた仙夏
ドタバタな平成での暮らしが始まったのです。
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江戸モアゼルのネタバレとその後の展開は?
江戸にタイムスリップしてしまった女郎の仙夏とその仲間たち。
彼女たちは時代の違いに翻弄されながらも
面白可笑しい日々を過ごしていきます。
合コンの席では「日帰りで京都に行ってきた」という
青年の言葉に驚き即座に反応する仙夏と平吉。
国内を移動するのに何日もかかっていた
江戸時代には想像もできないことだと思いますが
新幹線なるものが存在することに驚愕するのです。
その後、興奮気味に「平成の乗り物」に乗る仙夏と平吉。
ラッシュ地獄を味わったり痴漢を撃退したり
乗る電車を間違えて熱海に行ってしまったりとハプニングだらけ。
江戸モアゼル
そんな経験が良かったのかなんなのか平吉は鉄道オタクに。
ほかにもフリマの売り子をしたり花火大会に行ったり
海水浴に行ったりと平成の時代を満喫していく仙夏たち。
江戸と平成を行き来しながら繰り広げられていく物語は爆笑必至。
個性豊かなキャラクターも江戸から続々とやって来ます。
玉の輿婚を果たした寿乃が高級タワーマンションに住んでいたり
政治家に立候補したりとありえない展開も。
そんな中、仙夏のちょっとした恋物語も描かれています。
仙夏のバイト先の店員である蔵地。
彼女からは「蔵地のダンナ」と呼ばれていますが最初はただただ
仙夏に困惑するも様々な表情を見せる仙夏に次第に心を奪われていき・・・?
江戸の女と平成の男、ふたりの恋の行く末も気になります。
爆笑したりクスッとさせられたり、ふいにホロッときたり・・・
一度読みはじめると止まらないこの作品。
あなたも江戸の女郎・仙夏の虜になってみてください!
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江戸モアゼルの感想は?
斬新過ぎる設定とジャケットが個性的過ぎるので
読む前からインパクト大です。
タイムスリップ漫画は数多くありますが
こんな切り口の作品は読んでいて飽きません。
特に主人公である仙夏をはじめ江戸からやって来た
仲間たちのキャラクターは面白いの一言に尽きます。
いくら平成の恰好をしていようとも表情は浮世絵風という
今までにないタッチで描かれています。
江戸モアゼル
平成の住人たちは普通なのですが・・・
そのギャップも際立っていてまた面白いです。
違う時代にいきなりタイムスリップしても特に気に止めることもなく
早々に生活を確保しバイトを始めるなんて彼女たちのバイタリティには驚かされます。
しかも平成ライフを謳歌しているし。
後輩女郎の寿乃に関しては序盤で
既に携帯を使いこなしていてもう完全に平成の人ですよね。
バイト先にメイドカフェを選んだあたりがもう完璧です。
仙夏と蔵地の恋模様も気になるこの作品はギャグが苦手という方でも
読んで損はないと思いますのでぜひ一度お試しあれ。
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