葛城かなで先生の作品のアオの死、僕の後悔。
頭脳明晰で才色兼備の碧を恋人に持つ北島。
しかしながら彼女と別れて1週間後・・・
碧は謎の不審死を遂げてしまった。
死因は自殺。
一体碧に何が起こったのかを確かめるために
北島は過去の記憶をたどり始める!!
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アオの死、僕の後悔のあらすじは?
高校2年生の北島には先週まで大切な彼女がいました。
彼女の名前は碧。
新入生代表を務めるほどの優秀な彼女が
入学式で教壇に乗り挨拶をしたとき
一目ぼれとはこういうことをいうのかというくらい
惹きつけられた経験をしました。
そして学級委員が集まる委員会で偶然にも一緒になった碧。
クラスの女子生徒にすっぽかされ
仕方なく参加した委員会でしたが
何故か彼女の方から声をかけてくれました。
しかもこんなさえない自分の名前まで
覚えてくれていたのです。
誰も立候補しなかったから
仕方なく引き受けた学級委員だったのですが
勇気ある行動だとほめてくれた碧。
いつしか会話が弾むようになり
一緒の時間が増えるようになった2人。
アオの死、僕の後悔
そしてようやく彼女に告白をし
恋人同士になることができました。
人気者の彼女と陰キャらの自分・・・。
不釣り合いであることは分かっていたので
交際していることはできるだけ隠してきました。
そんなあるとき担任から衝撃的なニュースが告げられます。
それはあの碧が亡くなったというのです。
噂ばかりが飛び交い妊娠したとか自殺をしたなどと
色々な推測が錯綜する中で
北島は自分の彼女であった恋人の死を
受け入れることができないでいました。
彼女の死の責任の一端は自分にあるのではないか・・・。
そう逡巡する彼の前に瑠衣という女子生徒が現れて――・・・。
果たして北島は碧の死の真相を
突き止めることができるのか?
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アオの死、僕の後悔のネタバレとその後の展開は?
碧の死を悼む中、彼女が作品として残していた絵画の前で
本当に馬鹿と碧のことを公然と罵倒する女子生徒がいました。
彼女は大木瑠衣。
何故か碧が持っているはずのお守りを
握りしめている瑠衣に思わず詰め寄り彼女の手を握ると
北島に碧の過去の映像が流れ込んできました。
一体どういうことなのかと瑠衣に問いただしますが
北島はごまかされてしまいます。
1週間前、北島は自分から碧に別れを切り出していました。
自分たちはそろそろ受験生・・・。
不器用な自分は勉強に集中するために
一度碧と別れたほうがいい・・・。
お互いの将来を思っての行為であり
碧も笑顔でその別れを受け入れてくれました。
しかしながらもしかしたら自分のその行為が
彼女を死に追いやったのではないか・・・?
そう思い悩み自分を責め続けていた北島。
しかしながら瑠衣が仕方なく見せてくれた過去の中で
碧は自分が別れを切り出すずっと前から
死ぬことを決意していたことが明らかに――・・・。
アオの死、僕の後悔
付き合っていた当時はそんな様子を
全く見せることがなかった碧の真実を知り
北島は激しく動揺。
もっと真相が知りたいと願う彼に冷たい態度をとる瑠衣。
「真実を知ることはもっと後悔することになる」
そう言いながら徐々に彼に協力してくれる瑠衣。
そして碧が残した遺品を集め
遺品が持つ過去の記憶をたどることにした北島。
しかしながらその遺品たちが伝える
メッセージから浮かび上がってきた碧は
北島が知らない碧だったのです。
女友達に冷たく平然と人をいじめておきながら
何人もの男性と交際をして少しも悪びれたところがない。
もしかしたら付き合っていたと思っていたのは
自分だけだったのだろうか?
次々と明らかになる事実に驚愕をしながらも
碧の死の真相を確かめたい決意は揺るがないのです。
そして北島は更なる秘密を知ることに――・・・!!
碧の死とその後悔が意味する驚愕の事実とは?
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アオの死、僕の後悔の感想は?
表の顔は優しくて明るくて優等生の碧が
まさか裏でこんなにもキャラクターを使い分けていたとは。
私だったら知らないままのほうが良かったと
そう思うことがたくさんありすぎて
頭の中の整理がつかない北島の気持ちが
良くわかる気がしました。
それでも一度開けてしまったパンドラの箱・・・
もう閉じることはできません。
一体碧はどのようなつもりで
こんな冴えない北島と
交際するつもりになったのでしょうか?
アオの死、僕の後悔
ただの遊び?
それとも何かしら目的があった?
段々碧の北島に対する気持ち自体が
どうだったのかというところが
気になり始めたところです。
これだけ色々なことができる碧なら
北島なんて相手にする必要がなかったのに・・・
と思ってしまいます。
きっとそこにはまだ明らかになっていない秘密があるはず。
その秘密が全部分かったとき
どんな後悔が待っているのか楽しみになる作品でした。
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