山田南平先生の作品の金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―。
たまき、真、広則3人の幼馴染は高校の修学旅行で
念願のイギリスに行くことが叶います。
ベイカー街に行く予定を変更し
真が行きたがっていた場所に行くと
3人は異世界へと飛ばされてしまいます。
そこはアーサー王の伝説で知られている世界で・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―のあらすじは?
たまきはハーフなため幼いころから日本人と少し違う
髪の色や目の色のことでからかわれることが多々ありましたが
幼馴染の真と広則が守ってくれることで
そのことが辛いと思うことはありませんでした。
真はアーサー王関係が好きで広則はベイカー街に興味があり
いつかイギリスに行きたいという思いがありました。
それから9年の月日が流れ3人は高校生になり
学校の修学旅行でイギリスに行くことになりました。
自由行動で3人はベイカー街に行くということで
許可をもらっていましたが
土壇場になり真が単独行動をしたがります。
広則との押し問答の末、観念したのは広則で
彼の通訳もありなんとか真が行きたがっていた場所に
行くことができました。
金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―
そこはただ石が置かれている以外なにもない場所・・・。
しかしたまきはここでここではない場所から
問いかけられる声を聞きます。
どこかで血を流す自分・・・痛みが押し寄せてきます。
2人の幼馴染に呼ばれたことでなんとか意識を保つことができ
どこからか呼ばれる言葉をはねのけます。
しかしそのことで真と広則もたまきと共に
見知らぬ場所へと飛ばされてしまったのです。
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金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―のネタバレとその後の展開は?
3人が飛ばされた場所では誰かが血を流し
それを心配している人が数人いました。
死にかけていた人がたまきたちに気づき
ガウェインに守るよう命じると意識が途切れてしまいます。
3人に気づいたガウェインはアーサーに頼まれたと
たまきたちに近づきますが言葉が通じません。
ただのコスプレ集団だと思い込んでいる真。
通訳したくても話している言葉が
英語ではないのでどうにもならないと嘆く広則。
撮影かなにかだと思っている真に
たまきはこれは現実なのだと訴えます。
しかし恐怖心の方が勝っていたたまきは一目散に逃げていきます。
追いかけるガウェイン。
それを見た広則も追いかけようとしますが
マーリンに止められてしまいます。
彼の言っていることはわかりませんが
ところどころ聞き取れる言葉があることに気づいた真は
アーサーネタであることに気づきます。
金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―
一方、ガウェインと追っかけっこしているたまきは
追いつかれ捕獲されてしまいますが
たまきが女の子であることに
気づいたガウェインは対処に困ります。
なんとか直接触れることなくたまきを連れ戻ることがで
安全な場所に移動することになります。
好きなアーサー王の世界にいることで浮かれる真。
林檎の島に渡れたことで魔法が施された帯を付けられたことで
やっと言葉が通じるようになります。
たまきは浮かれる真とは違いなぜこうなってしまったのか
もとの世界に戻れるのかを問います。
用が済めばという約束を取り付けたまきは納得。
しかし異世界に飛ばされていることにまだ頭がついていかない真。
自分たちがいた世界のスマホが圏外になっていることから
たまきの言葉を信じ始める広則です。
そして必要とされているのはアーサーと同じ魂を持つたまきだけで
真と広則はオマケであることも知らされます。
そこで真は自身が知る知識はこれからの
アーサーたちに役立つと自ら売り込むのでした。
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金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―の感想は?
アーサー王伝説の世界に引き込まれてしまった
高校生のたまき・真・広則の3人は
戸惑いながらもその事実を受け入れ
今できることをしながら彼らと行動を共にします。
アーサー王伝説が大好きな真ははしゃぎ
自分の知る知識が役立つと売り込みますが
彼らが飛ばされたアーサー王の世界は
真が知る伝説とは異なった事実が動いていました。
一般的に知られているアーサー王伝説に
どうやってオリジナルのキャラクターが絡んでくるのか。
金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―
そしてすでに一般的に知られている流れとは
違うことが起きているようなので
どう改変していくのかがとても気になります。
アーサー王を知らないという方もご安心ください。
真がアーサー王のことを全く知らない広則とたまきに
説明していますのでそこから知りえることができます。
知っている人は真視点で楽しめ
知らない人はたまきや広則視点で楽しめる
そんな仕様になっています。
絵も綺麗で読みやすいので本作をきっかけに
アーサー王のことを知っていくのもよいかもしれません。
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