夢幻伝説タカマガハラのネタバレや感想に無料試し読み！最終回もいいけど番外編の那智と颯太のエピソードもおすすめ

立川恵先生の作品の夢幻伝説タカマガハラ。

 

全国的に続くどんよりとした曇り空。

 

そしておかしな生き物が出現したという
ニュースが世間を騒がせる中
普通の女の子である若狭結姫は不思議な石を拾います。

 

空から降って来たそれは勾玉と呼ばれる代物で
その石を通じて鏡に1人の女性が映し出されます。

 

彼女から聞かされたのは世界の危機
そしてその危機を救えるのは結姫だけだというのです。

 

太陽である天照を救うため夢の世界でもある神の領域
高天原で奮闘する結姫。

 

果たして彼女は同じく勾玉を持つ仲間を見つけ
世界を救うことができるのでしょうか――？！

 

 

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夢幻伝説タカマガハラのあらすじは？

 

小学校5年生の若狭結姫は4人兄弟の長女。

 

毎日のようにもめ事を起こす
弟たちの面倒を見るのが彼女の日常でした。

 

そんな彼女が見たヘンな夢。

 

それは激しく落ちてくる雷
それに応じてヘンな光が空に散るというものでした。

 

不思議な夢にマンガの見すぎかと気にしない結姫。

 

しかしここ一週間ほど全国的に
どんよりとした曇り空が広がっているという中
何かが空から落ちてきます。

 

そしてそれはまっすぐに結姫の手元へと落ちてきたのです・・・。

 

夢幻伝説タカマガハラ

 

不思議な石をとりあえずしまった結姫でしたが
鏡の前でその石を取り出したときのことです。

 

なんと石は光り輝き鏡には1人の女性の姿が映し出されました。

 

幽霊だと恐怖に震える結姫でしたが
捨てるに捨てられず翌日神社に持っていこうと決めます。

 

しかしそこで1つ気になることが・・・。

 

鏡に映し出された女性の表情。

 

キレイなその人が何か言いたそうだったことを思い返し
もしそれが自分に対して言いたいことがあるならと
結姫は勇気を振り絞り鏡の前に立つのでした・・・。

 

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夢幻伝説タカマガハラのネタバレとその後の展開は？

 

鏡の中の女性から聞かされたことは
結姫にとって驚くことばかりでした。

 

結姫を“中ツ国の少女”と呼ぶ女性は
“高天原”と呼ばれる神の領域にいて
鏡を通して2つの世界を繋ぎ
結姫にコンタクトを取ったというのです。

 

彼女が言うには結姫が拾った石は勾玉であり
中ツ国を救うために選ばれた者が持つものだということ。

 

そして彼女は結姫にこう頼みます。

 

「高天原へ来て、天照さまを助けて」

 

天照とは太陽のことでその天照が病気であるため
結姫の助けが必要だというのです。

 

突然のこと、そして難しい話に眠気に襲われた結姫に
女性は焦りながら勾玉を持つ
4人の天神を探すようにと言い添えます。

 

そして夢の世界へと旅立った結姫は突然ピンチに見舞われます。

 

夢幻伝説タカマガハラ

 

金色の砂が広がる砂漠地帯で目を覚ました結姫は
族の頭をしている“隆臣”という青年と出会います。

 

クラスメイトで結姫の想い人である
甲斐隆臣くんと同じ名前ながら
雰囲気の全く違うその人に混乱する結姫でしたが
そこでもう一つの出会いが・・・。

 

他の人には聞こえないという鳥の声。

 

結姫を“伝説の少女”と呼ぶその鳥は“迦陵頻俄”と名乗り
彼女に様々なことを教えます。

 

そして結姫を襲ったピンチで
小さかったビンガの姿が大きくなったとき
結姫は伝説の少女“地平線の少女”としての
力を目覚めさせるのです。

 

そして鏡の女性と同じく
天照さまを救ってと言うビンガの言葉に
結姫は自分が背負う役目の大きさを
実感せざるを得ないのです・・・。

 

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夢幻伝説タカマガハラの感想は？

 

本作で重要となるのが題材となっている日本神話です。

 

もともと私はそういう神話が好きなので
すんなりストーリーについていけたのですが
分らない方にはなかなか難しい話かもしれません。

 

ですが作品中でもちゃんと紹介があります。

 

ただ古事記を読むのが好きな人間からすると
少し物足りなさを感じてしまいましたが。

 

ですが神の世界である“高天原”と人間が住まう
“中ツ国”が夢でつながっているという設定は面白く
夢があるなと感じました。

 

夢の中だったとしても神の世界に行けたら楽しいですよね。

 

夢幻伝説タカマガハラ

 

勾玉を持っていないと記憶は残りませんが。

 

作者の立川恵先生は「怪盗セイント・テール」も描かれた方です。

 

そちらのストーリーも私は大好きだったので
立川先生が神話をもとにストーリーを描かれたことが
素直に嬉しかったです。

 

そして読んでみてその内容に心は鷲掴みになったのです。

 

日本神話を知らない人でも楽しめる本作ですが
よければ本作を足掛かりに
元になった神話の方も読んでみてくださいね。

 

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