志村貴子先生の作品のこいいじ。
下町の銭湯の娘、まめは
幼なじみで5歳年上の聡ちゃんに恋してます。
だけど聡ちゃんには妻子がいて
それでも、まめはずーとずーと聡ちゃんが好き・・・。
これは究極の片思いのお話なのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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こいいじのあらすじは?
下町の銭湯「すずめ湯」の娘・まめの30歳の誕生日。
大好きな片思い中の聡ちゃんの
大好きな奥さんの葬儀が行われた日。
そう、まめが片思いを続ける相手には妻子がいました。
それから1年、聡ちゃんの奥さんである
春ちゃんの1周忌法要が行われる日
聡ちゃんの弟・駿は場所を間違えて
まめがお寺まで車で送ることに。
まめと駿は同級生。
1年前の春ちゃんの葬儀の日
まめの30歳の誕生日をこっそり祝ってくれました。
見た目はちょっと派手な茶髪だけど
心優しいところがあるのです。
まめは駿を好きになれればよかったのにと思ったり・・・。
最愛の人の最愛の人はまた最愛の人・・・。
つまり、まめにはどこにも入り込む隙など
微塵もなかったのです。
だから、ずっと片思いのまめ・・・。
こいいじ
法要が終わった帰り、まめと駿と聡ちゃん
そして娘の優の4人で
ファミレスで食事をしていくことに。
まめと優がまるで親子に見えると駿が言うも
その場を茶化すしかないまめ。
だけど、その後こっそりと
優が父のことを頼むと言い出してまめはビックリ。
子どもの優にまでまめの聡ちゃんへの思いを
見抜かれていたのです!
そんな優の気持ちは嬉しいのですが
まめはとっくに聡ちゃんにはフラれていました。
1度目は中学生のとき二度目は高校生・・・
どちらもあっさり受け流されました。
3度目の成人式の日は
聡ちゃんから先に呼び出されて期待するも
結婚することを知らされたのです。
しかも子どもまでできたと――・・・。
まめの聡ちゃんへの告白に終止符がうたれ日・・・。
それでも気持ちは変らないまま
30歳を過ぎてもまめの片思いは続いていくのです。
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こいいじのネタバレとその後の展開は?
それでも優は再婚相手がまめならいいのにと
そう言ってくれるいい子。
でもキッパリと聡ちゃんにママが哀しむからダメと
釘を刺されてしまいます。
聡ちゃんもまだ再婚とか
そんなこと考える余裕がないのも解ります。
その頃、まめ宅には国際電話がかかってきて
海外で働いていた姉のゆめが帰国することになりました。
大好きな姉が帰国することはうれしい
だけど、まめは知ってます。
聡ちゃんが姉のゆめを好きだったことを・・・。
そしてゆめは亡くなった春ちゃんに
どことなく似ていることも。
何故、よりによってこのタイミングで帰国するのかと
少し複雑な心境のまめです。
一緒に銭湯に優と入ることになったとき
一途なまめが好きだと言ってくれた優ですが
実はそんなこともなかったのです。
聡ちゃんにフラれた後、大泣きしているところを
同級生のお寺の息子・きょういちに見られ
成り行きで大学生の頃に
少しだけ付き合ったことがあるのです。
だけど、それも長続きしませんでした。
やっぱり聡ちゃんのことを想いながら
別の人と付き合ってもうまくいきませんし
きょういちもまた浮気しちゃって
それを謝ってくれる仏様の様な男でした。
そんなきょういちともお互い40歳まで独身なら
結婚しようかと話をしてたものの
26歳であっさりと結婚してしまうきょういち。
駿が熱を出して寝込んでしまったために
まめが聡ちゃんのお店を手伝うことになりました。
駿のところへ食事を運びに行ったとき
彼もまた結婚することになったとまめに告げます。
同級生が次々と結婚していく中
未だ同じ人を好きでい続ける自分はなんなのだろうと
まめは複雑な思いを巡らせていました。
こいいじ
そしてお姉ちゃんのゆめが帰ってきました!
お店が休みでお風呂に入りにきた聡ちゃんは
番台にいたゆめを見て
洗面器を落とすほど動揺しています。
案の定、その物音だけをお風呂場で聞いていたまめは
それだけで涙ぐんでしまいます。
波乱万丈だったゆめの海外生活の話もドギモ抜かれますが
命の危機にさらされたりでちょっと疲れての帰国だそうです。
色々考えて表の掃除をしていたら
いつのまにか聡ちゃんちのお店まで来てしまって
聡ちゃんに遭遇のまめです。
駿の結婚のことで聡ちゃんは
まめに他に好きな男はいないのかと問います。
聡ちゃんにとったら自分でなくても
いいのにという思いが常にあります。
それは5歳の頃――・・・。
まめが赤ん坊だったときに
おむつを替えてあげたことがある聡ちゃん。
どうしてもまめを異性として
見ることができない気持ちが強かったのです。
そんなことを言われても
まめが聡ちゃんのことを好きなことには
揺らぎようがありません。
そんな頃、男2人、女2人で
同窓会の様なものが開かれることになりますが
実はもう1人の彼女が同席の1人に
告白をするという策略があったのです。
こちらの告白は見事に成功するも
たまたま優の誕生日会のお店が同じになり
複雑な思いのまめは酔ってしまい
動けなくなってしまいます。
それをおんぶして連れ帰ってくれたのは聡ちゃんでした。
そのまま一晩、聡ちゃんちで厄介になることになりますが
嬉しいよりもやっぱり複雑な気持ちのまめです。
告白のときに同席していたもう1人の彼も
実は彼女が好きだったことを後で聞かされたまめは
2人して片思い同士で語り合ったのでした。
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こいいじの感想は?
長い片思いかぁ・・・。
これはそれを経験している人には
とても共感できるのではないかしら。
実は私も10代の頃から数年、片思いの経験があり
まめの様に報われないことが解っていて
辛くて苦しい時代を過ごしたので
「好き」という気持ちの持久力って
想いと比例するんだと思いました。
こいいじ
妻子ある男性を好きになると
イマドキ流行の不倫かと思いますが
決してそんなレベルの話しではなく
むしろとても純粋で純愛です。
聡ちゃんもとてもいい人で誠実で
娘の優ちゃんもとってもいい子。
ここに出てくる人がみんな心優しく温かみのある
ほんわかした人たちばかり。
ほっこりとゆったり人の心の想いを柔らかく
時には切なく感じられる作品です。
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