似鳥航一先生・原作、しのだまさき先生・漫画の作品の
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂。
店を潰すわけにはいかないと和菓子の世界に戻ってきた仁。
そこに二十年前に食べた
懐かしい豆大福を求めて田邊がやってきて
今の豆大福はあのときの大福ではないと・・・。
道具も材料も同じなのになぜ?
仁は葵にその謎を解明してもらうのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂のあらすじは?
浅草、下町の一角に和菓子屋がたたずんでいます。
その和菓子屋は「栗丸堂」といい明治から続く老舗
今の店主は四代目で名を栗田仁といいます。
彼は店を継いでまだ半年。
そんな彼の元に幼馴染の八神由加が
1人の中年男性を連れてやってきました。
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由加はグルメ雑誌のライターをやっており
田邊と名乗った親戚を紹介します。
田邊は昔、栗丸堂の店主に助けられた恩があると話します。
そのときに食べた思い出の豆大福を求めて
伺ったと話を締めくくりました。
仁は1年前に他界した父の代わりに振舞いますが
田邊はあのとき食べた豆大福ではないというのです。
仁はわかる人にはわかってしまうくらい
わずかに豆大福の味が落ちていることを自覚していました。
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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂のネタバレとその後の展開は?
中学の頃、反抗期だった仁は
和菓子から距離を置いてしまいます。
それから数年、両親が事故死して他界してしまうまで
和菓子に接していませんでした。
学び直して半年後に店を継いだという経緯なのです。
煮詰まった仁は知り合いのマスターの店へと向かい
そこで和菓子のお嬢様と呼ばれている葵を紹介されたのでした。
いいところのお嬢様という雰囲気の葵。
彼女は甘味に詳しいだけの平和主義だと自己紹介。
マスターが言うには葵は人見知りらしく
仁に慣れてもらうために浅草観光をすることに。
仁は浮世ばなれしたような感じの葵に和菓子のことなど
わかりそうには見えないと思い込みます。
なぜなら「雷門」を「らいもん」と読んだくらいですから!
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そこで仁は煮詰まった自分の息抜きのために
理由をつけて葵を紹介したのだろうと
マスターの思いを汲み取ります。
次第に打ち解け合い始めまだ案内できる場所があると
そう話す仁に葵の方から話を切り返されます。
仁が悩んでいる豆大福はなぜ味が落ちてしまったのか
その理由がなんとなくわかるが実際に見てみたいというのです。
店に戻った仁は葵の前で餡を作ってみせます。
葵は黙って仁の餡作りを見ていますが
渋切り手前でそれをするのかと訊ねます。
当然すると答える仁に彼のやり方をみた葵は
仕事が丁寧だと褒めます。
最後までこれといって指摘もせず見ていた葵は
仁の餡作りの問題点がわかったといいます。
出来た餡を食べずにわかったという葵に驚く仁。
さらに十年ほど前、先代が作った
豆大福を食べたことがあるというのです。
そのときの味と今の行程の相違点は・・・
餡から灰汁を取り過ぎていることでした。
さらに田邊への対応にも気を付けるよう助言をします。
再び栗丸堂にやってきた田邊と由加
実は捏造記事を書こうと口裏を合わせていたのです。
由加は幼馴染のお店のためになるならと
そう思ってのことでした。
田邊の話を美談にしてというものでしたが
田邊が先代に助けられたという話は
本当のことだったのです。
問題を解決した葵はまた仁と
栗丸堂で会うことを誓うのでした。
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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂の感想は?
親の死で和菓子への熱意を再確認して奮闘する新人店主の仁と
和菓子に精通しているお嬢様系の葵が
和菓子にちなんだ日常的な謎を解明していく物語。
食べ物系の漫画って見ていると無性にそれが
食べたくなってしまう不思議な力があります。
本作は和菓子と下町がテーマになっているので
浅草の下町風情を感じたくなったり。
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和菓子も手軽に手に入れられるものなので
より身近なものに感じられます。
話が進むと和菓子のランクも上がっているようにも感じますが
それはそれで機会があれば食べてみたいと思うはずです。
その和菓子を食べながらもう一度読み返してみたり・・・
何度でも作品の中に入っていけるそんな作品です。
ぜひぜひ和菓子をお供に一読をお勧めしたいです。
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