本橋馨子先生の作品の処女市場~東南アジアの売春事情~。
人権を守ることの大切さが歌われている現代。
しかし東南アジアではなお弱き少女の人権が
いとも簡単に踏みにじられていた!
そのおぞましい実態に鋭く迫る4作品!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
【処女市場~東南アジアの売春事情~】を無料で読む方法!
U-NEXTに登録するともらえる600円分のポイントを使えば
処女市場~東南アジアの売春事情~や最新作などが無料で読めちゃいます!
①70誌以上の雑誌や映画やドラマにアニメが31日間無料で見放題!
②最新作など電子書籍に使えるポイントが600円分プレゼント!
③さらに電子書籍や映像作品に使えるポイントが毎月1,200円分ももらえちゃう!
処女市場~東南アジアの売春事情~のあらすじは?
貧しいながらも幸せな生活を送るサランは
優しい父親と母親そして快活な妹とともに
慎ましく暮らしていました。
しかし、そんな彼女たちの生活が
父親の死とともに一変することとなります。
保険制度も社会制度も整っていない社会では
一家の大黒柱がなくなるということはすなはち
収入がなくなるということに直結していました。
給与の保証もなければ生命保険なんて入る余裕もなく
生活を保障してくれる制度は何1つない社会。
サランは母親と一緒に畑で僅かながらの作物を耕しては
それをお金に換えて
生活をしてゆかなければなりませんでした。
しかし母親は体が弱く
長い時間仕事に従事することはできません。
そして妹は幼く一家を支えることができるのはサランだけ。
そしてとうとう明日の食事を準備するだけのお金にも
事欠くようになってしまったのです。
家には何も売るものもなく
このままでは一家心中を覚悟しなければなりません。
処女市場~東南アジアの売春事情~
そんな切羽詰まった状況で
母親が思わぬことを切り出し始めました。
そしてそれは、どこか覚悟していた一言でもありました。
「病院に行って欲しい。」
その一言にはある裏の意味が込められています。
彼女たちが暮らす社会では
処女がとても重宝されていました。
処女の純潔を奪うことができると
それは富につながると信じられていたのです。
そして病院に行くということは処女の検査を行い
そこで純潔が証明されれば
そのまま金で純潔を奪われることに。
貧しい彼女たちにはもう他に手段はありません。
家族を守るために意を決してサランは病院に行き
検査を受けました。
そして見たこともない男に
荒々しく純潔を奪われてしまったのです。
怒り、悲しみ、悔しさ、絶望・・・。
様々な気持ちが織り混ざったその時間は
心を空っぽにすることしかできませんでした。
悪夢のような夜が明け村に帰ろうとしたサランでしたが
彼女に帰るところはありませんでした。
なんと母親が娘であるサランを
娼婦として大金で売り払っていたのです!
そしてそれは、さらなる地獄の始まりでした。
その先に待っていたものとは――・・・
いったいどのような運命だってのでしょうか?
その悲惨すぎる悲しみから目が離せません。
サイト内より【処女市場】と検索。
処女市場~東南アジアの売春事情~のネタバレとその後の展開は?
娼婦として売られ毎日汚い小屋の中で
何十人もの男を取らされることになったサラン。
その苦痛もさることながら母親に裏切られてしまった
その事実が彼女の心を切り裂いていました。
しかし母親からの手紙の中で
彼女が体を売って得たお金を貯めて家を再建し
妹が学校に通っているとの知らせが届きます。
快活で頭の良かった妹は
昔から医者になることを夢見ていました。
自分が犠牲になることで妹の夢を叶えることができる・・・
そう思った彼女は心を殺して男に抱かれて行きます。
容姿端麗だった彼女は汚い娼婦小屋から引き抜かれ
高級な娼婦館で次々と客をとっていました。
そのお店には特別室があり特別な娼婦が
特別な客をとっていると噂になっていました。
いったいどんな女の子が働いているのだろうか・・・。
サランは気にはなっていましたがそこは商売の世界
無粋に覗くことなんてできません。
しかしあるとき妹のことを話したことがある人物から
特別室に入っているのは妹ではないかと伝えられます。
医者を目指して勉強しているはずの妹が
まさかそんなはずはないと思いながらも
疑念は頭から離れません。
そしてこっそりと部屋を見に行くと
そこにいたのは紛れもなく妹だったのです。
頑なに体を見せることを嫌がる妹の布団を剥がすと
なんと手足が切断され性の玩具に――・・・。
処女市場~東南アジアの売春事情~
車を買いたいという母親の頼みで
自分と同じように売り飛ばされた妹は
娼婦小屋を何度も逃げ出そうとし
とうとう逃げることのできない体にされていました。
そして彼女のような女を趣味とする客から
想像を絶するような行為を強要されていたのです。
信じていた母親は妹のことも己の欲望のために売り払い
嘘をつき続けていたのです。
殺してくれと懇願する妹を手にかけ
残された彼女がやらなければならないことはたった1つ。
今度生まれ変わったら
普通の人生を歩きたいと願いながら・・・。
東南アジアの奥には未だ誘拐婚の風習が残っています。
好きな女ができたら誘拐し
誘拐されたことで汚れてしまったので
もう結婚するしかないと
信じられないような説得をするキルギスに残る誘拐婚。
そうして強引に結婚させられてしまった女の地位は低く
一生家のために支え続けなければならない。
好きな人と結婚するために誘拐婚を企て
姉を売り払ったアルマ。
しかし2人の人生はそれぞれが思ったようには
進みませんでした。
1つ1つの作品が社会の闇を鋭く捉えて行きます!
サイト内より【処女市場】と検索。
処女市場~東南アジアの売春事情~の感想は?
好きな人と結婚し合意の上で身体を重ねることが
当たり前になっている日本では信じられないような数々のお話。
女性が虐げられ時には家族からも裏切られる日常は
残酷でゾッとしました。
処女市場~東南アジアの売春事情~
同じ女性だからこそ感じることがたくさんある本作。
こんな不幸が1つでもなくなることを願います。
サイト内より【処女市場】と検索。