中島ベガ先生の作品の曇天にシリウス。
星が一つも見えない曇天の下
瀬戸妃花が出会った1人の青年。
人と関わることを拒否し壁を作る妃花に対し
森野悠希は積極的に関わろうとします。
妃花が尻込みして飛び越えられない壁を
軽々と飛び越えていく悠希に
だんだんと心を動かされていって――?!
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曇天にシリウスのあらすじは?
雪が散らつき始めた空は瀬戸妃花の心を表すかのように
星1つ見えない曇天が広がっていました。
転校するのはこれで7度目でしかも今度は何にもないド田舎。
転んで田んぼにハマってしまった瀬戸妃花は
そんな田舎の様子と自分を重ね合わせます。
そこへ通りかかった同い年くらいの青年に
助け起こされた妃花でしたが
彼が言い残した「またね」という言葉に
不快感を感じてしまいます。
それは言うなれば彼女のトラウマ。
曇天にシリウス
小学校5年生で初めて転校を経験することとなった妃花は
親友だと思っていた友達の言葉に傷付いたのです。
手紙も書くし電話もするとそう約束したにも関わらず
彼女から手紙も電話もくることはありませんでした。
そうして「またね」と言ったその子とは
二度と会うことはなかったのです・・・。
でもそれはどこへ行っても同じこと。
そのときはどんなに仲良くても
人は離れてしまえば簡単に人を忘れてしまう。
いずれ失ってしまうなら最初から大切なものなどなくていい――。
そんな思いから妃花は転校先で
人と関わることをやめてしまったのでした。
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曇天にシリウスのネタバレとその後の展開は?
人と関わることを頑なに拒否していた妃花でしたが
彼女を助けた通りすがりの青年
森野悠希は積極的に妃花と関わろうとします。
一度会っただけで「友達」と言い切る悠希に対し
妃花は冷たく返します。
しかし周りのクラスメイトが引く中
悠希だけはゲラゲラと笑い全く動じていません・・・。
さらに部活も単位になるため
どこかに入らなくてはいけなくなった妃花。
廃部寸前でクソ暇だと言った先生の言葉を信じ
天文部に入ることに決めたのですが
そこにはなんと悠希の姿が――・・・!
曇天にシリウス
いやいやながら天文に興味がない
他の天文部員と共に活動を始めますが
みんなやってることはバラバラ・・・。
しかし青春がしたいという顧問の先生の一言で
プラネタリウムを作ることになってしまいます。
乗り気でない妃花たちに対し悠希だけが何故かノリノリで
しかも尻込みする部員を言いくるめたのは他でもない彼でした。
それでもなんとか他の部員と
関わらないようにしようとする妃花でしたが
悠かは巧みに彼女を輪の中へと引き入れていきます。
しかし初めて会ったときの悠希の雰囲気と
学校での彼の雰囲気の違いに疑問を感じながら
わずかながらも妃花の心に変化が現れていくのです・・・。
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曇天にシリウスの感想は?
私は一度も転校した経験がないので転校を繰り返す
妃花の心境は想像するしかできません。
でも仲の良かったそれも「親友」とさえ思っていた友達から
音沙汰がないと寂しいものがありますね。
「またね」という言葉は私もよく使う言葉ではあるのですが
それきりになって長年会っていない友人もやっぱりいます。
さすがに距離が遠い友達とはなかなか会えませんし
手紙や電話、メールなども
なかなか頻繁にはやり取りできていません。
それも互いに都合があるし何か大きなことがあったら
連絡しないとかなと思えたりするのですが
仕方がないことと割りきっている気がします。
ただそれは私の場合、大人になってからのことです。
曇天にシリウス
小学生だった妃花がトラウマを抱えてしまったのは
無理もないことだと思います。
そんな彼女の前に現れた救世主・悠希くんですが
妃花の言うとおり第一印象と
クラス内での雰囲気のギャップがすごい。
第一印象としては落ち着いた男の子という雰囲気でしたが
クラスでの彼はお調子者のちょっとネジが外れている子。
ですが発言力があり相手をその気にさせる話術はすごいです。
他にも個性が光る天文に興味がない天文部員たち
そして無理難題を吹っ掛けてくる先生とのやり取りは必見です。
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