妹さえいればいいのネタバレと感想！アニメの原作を無料試し読み

平坂読先生・原作、い～どぅ～先生・漫画の作品の妹さえいればいい。

 

売れっ子小説家の羽島伊月は
変態と讃えられるほど妹モノばかりを書く“妹バカ”。

 

そんな彼のまわりには個性的かつ
ゆかいな仲間が集まってしまうのです。

 

残念な美少女・那由多、青春の三大苦悩に翻弄される京
凄腕の税理士アシュリー、人気イラストレーターのぷりけつ
そして何か秘密を抱えた義弟・千尋。

 

誰もが夢を描きつつも悩み迷う中、ゲームやったり
旅行したりがんばって仕事をしたりなど。

 

騒がしくも穏やかな日々を送る伊月らの
ちょっとおかしなドタバタ妹ラブコメディー。

 

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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妹さえいればいいを無料で立ち読み

 

妹さえいればいいのあらすじ！妹バカが突き抜けた売れっ子小説家の日常

 

主人公の羽島伊月は高校2年の頃に新人賞を受賞し
小説家としてデビューを果たした20歳の青年。

 

彼はその後わずか3年間でシリーズもの連載や
1巻完結作品など合計20冊を刊行し
自身の作品が(作中の)オリコン文庫部門で
ランキングしたこともあった売れっ子作家でした。

 

ところがそんな彼には
大変に大きなこだわりと執着があったのです。

 

すなわち“変態的”と称される程の「妹好き」。

 

妹さえいればいい。

 

それゆえ伊月の書く小説はいつも“妹”がメインヒロインとなり
結果として毎度ワンパターンな物語となってしまったのです。

 

そのためせっかく才能がありながらも
伊月の小説はそこそこな売り上げに。

 

さらには妹に対する狂気的とも言える
意味不明な作品や行動により
彼の担当や編集は頭を抱えていたのです。

 

とはいえそんな彼には可愛くってしっかり者な義弟の千尋
伊月に憧れる美少女小説家の“カニ公”こと
可児那由多などが居り慕われていたり呆れられたりな毎日が。

 

個性的なキャラクターと共に妹バカな作家の
フツーじゃない日常を描いたドタバタ妹コメディ。

 

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妹さえいればいいのネタバレ！変態(？)過ぎる“妹バカ”伊月の妄想

 

何冊かの小説や連載を抱え
そこそこ名が知れた小説家の伊月でしたが
彼の“妹バカ”は折り紙つきで編集の土岐を
たびたび混乱と激怒の渦に叩き込んでしまいます。

 

伊月の連載作品にはなんの脈絡も無く
突如“アリス”という名の妹を登場し
作中で主人公は朝から裸の妹にキスをされたり
オムライスに「お兄ちゃん大好き」と
ケチャップで書いてもらうのです。

 

ここまでならまだ可愛い妄想なのですが
妹の入ったお風呂のお湯を「世界3大スープ」と称したり
妹の脱いだブラジャーで顔を拭き
妹のパンツを食べたりと
他にも酷い内容を原稿に書いたりとやりたい放題。

 

編集の土岐から思わず“キ●ガイモンスター”とさえ言わしめ
その行き過ぎた伊月の“妹バカ”っぷりは読んでいて
呆れを通り越し恐怖さえ感じてしまうことでしょう。

 

妹さえいればいい。

 

徹底した“妹バカ”っぷりを見せる伊月でしたが
妹に対し夢を見る彼には“本物の妹”は居なかったがために
ここまで行き過ぎた妄想もできたのでしょう。

 

ところが父親が再婚したことで伊月には
“千尋”という名の義弟ができるのですが
実は千尋は本当は“女の子”で
伊月と出版に係わる人々には
“弟”として振舞っていたのです。

 

しかし自身の学校や友人に対しては
普通に“女の子”としての生活を続けている千尋なのですが
その理由とは・・・。

 

一方の伊月と言えば父親の再婚相手の連れ子
伊月との関係はギクシャクしたままで
世話を焼かれることをよしとしないものの
家事能力が欠如しているため千尋に頼るしかありません。

 

また伊月へと思いを寄せる一件ビッチも純情な白川京などは
自身が何の目標も無く大学に通っているのに対し
目的のためならとあっさり大学を辞めてしまう伊月に対し
複雑な負い目も抱くのでした。

 

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妹さえいればいいの感想！それぞれが悩みを抱えながらも

 

本作には他にも個性的かつ魅力的なキャラが多数登場します。

 

小説の才能がないものの自信をプロデュースする力がある
イケメン小説家の不破春斗。

 

世の中をナメきっている系な男子で
イラストレーターの“ぷりけつ”や
美少女のような外見を裏切る鬼畜税理士
大野アシュリーなどさまざまです。

 

ところがとっぴな言動と見た目の裏に
彼らには彼らなりの悩みや不安
そして嫉妬や秘めたる思いを胸に抱きます。

 

妹さえいればいい。

 

顔で笑って心で泣いて、苦しみ、焦ったり。

 

それらは何ら読者である私たちと違いのない
現代に生きる等身大の若者たちの姿だったのです。

 

そんな彼らのちょっと奇妙な青春群像が描かれた
『妹さえいればいい。』

 

皆さんもこの作品を読んで
妹について新たな扉を開いてみて下さい。

 

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