磯谷友紀先生の作品の海とドリトル。
大学2年の亀山七海は最近2年付き合った彼氏と別れたばかり
半ばやけくそで彼氏と行くはずだった富士山登山をしています。
なぜ自分は山にいるのかと自分の行動を後悔していた七海の前に
受信機のような機械を持った男性2人組が現れて・・・。
山の上でクジラを探しているようなのですが・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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海とドリトルのあらすじは?
主人公の亀山七海は地元の大学に通う大学生。
七海はある日、別れた彼氏と行くはずだった富士山に
半ばやけくそで登っていましたが
なぜ自分は山登りをしているのだろう
どうせなら海に来たかったと
そう思いながらしゃがみ込んでいました。
するとそこに大きな受信機のようなものを持った男性
陸男と連れの男性・烏丸が現れます。
その受信機でクジラ?を探しているようですが
しゃがんでいる七海が見えなかったようで
蹴られてしまいます。
山の上でクジラがいる、いないと
よく分からない話をしていた男性2人ですが
受信機が反応した時点で
連れの男性は疲れで倒れてしまいました。
受信機を持っていた男性が連れの男性をおぶって
下山しようとしますが受信機を持つことができません。
見かねた七海が受信機を持って一緒に下山することにします。
海とドリトル
下山した七海と男性2人ですが大学で海洋研究をしていることと
クジラを探しに今から海に行くというの言葉を聞き
自分も行きたいと思った七海は手伝いを申し入れます。
海に着いて行った七海でしたが
実際はクジラを探しに来たのではなく
クジラの生態系の調査をするための機器である
ロガーを回収しに来ただけのようです。
ちょっとがっかりしてしまった七海でしたが
次の瞬間大きなクジラが姿を現しました。
陸男も烏丸准教授も今までロガーを
付けられたことが無いクジラだったため
何とかロガーを付けようとしますが
船が揺れるためうまく付けられません。
逃げてしまうというところで自然に体が動いてしまった七海。
昔フィッシング部だったときの自慢の体幹で
ロガーを一度はクジラに付けられましたが
すぐに外されてしまい・・・。
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海とドリトルのネタバレとその後の展開は?
陸男と烏丸准教授はその動きに感心し
烏丸教授は自分の執筆した
海洋生物の本を七海に渡し帰ってしまいます。
次の春、七海は地元の大学から
烏丸研究室に編入してきました。
烏丸准教授の本を読んで
海洋生物に興味を持ったからこその決断。
最初はよく分からないままに
研究所で飼っている海洋生物の世話をしていた七海ですが
ゼミに参加することになります。
純粋に楽しんでゼミに参加している七海を見て
烏丸准教授は初心に戻る思いでした。
その後、七海の歓迎会を開いてもらい
その足で海に釣りに行くことになりますが・・・。
別の日、烏丸准教授の指示で烏丸研究室の
鳥チームの食料補充に行くことになった七海と陸男ですが
トイレもなくテントで男性と一緒に寝るしかない状況。
唖然とする七海ですが尿意を催してきたため
森の中に行くと行く途中で毒蛇に遭遇・・・。
危機一髪で鳥チームのリーダーである
ポスドクの戌飼に助けてもらい他のメンバーと合流します。
海とドリトル
その後は鍋を食べたり巣にいる鳥に
ロガーを付けたりと初体験をたくさんしました。
その日の夜は大雨になってしまい
思わず駆け込んだテントは戌飼のテントでしたが
実は雷が怖い七海は雷に怯えてしまっています。
それを見かねた戌飼が自分ともう1人の間に寝れば
怖くないと言ってくれますが・・・。
無事帰ってきた七海は大学で初めて戌飼に会います。
烏丸からの指示で戌飼の研究資金調達のための
企業向けの論文の準備を手伝うことになりますが
途中で鳥チームの唯一の女性である万里子が現れ
こうゆうのは分かっている人がやった方がいいから
変わってあげると言われてしまうのです。
結局、烏丸准教授を万里子が手伝うことになったため
戌飼と一緒に論文作りをしている七海ですが
ふいに行った言葉がヒントになったらしく
当日の発表は大成功。
戌飼に手伝ったこととヒントをくれたことについて
お礼を言ってもらい嬉しく思うとともに
戌飼の笑顔にキュンとしてしまった七海ですが・・・。
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海とドリトルの感想は?
特に目標もなく何となく過ごしてきた七海でしたが
海洋生物の生態についてもっと知りたいと覚悟を決めて
大学に来たのだろうなと思いました。
海洋生物の世話をしたり他のチームの支援をしたりと
様々な経験を積んでいく七海ですが
鳥チームのリーダーである
戌飼の優しさに惹かれているようです。
海とドリトル
万里子という年下のライバルもいるため
関係が進展するのはとても難しいと思いますが
裏表のない七海の対応に
戌飼も好感を持っているように見えます。
まだまだ恋人になるには距離がある2人ですが
今からどのようなイベントを経て
仲良くなっていくのか期待しながら
ぜひ結末まで読み進めて欲しいと思います。
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